滋賀県レポート

2020.06.16

小野神社御田植祭斎行

新型コロナ禍 神事のみ行う

御田植祭 新緑に包まれた小野神社の御田植祭が5月9日(土)に斎行された。新型コロナウイルス感染症の拡大で全国に緊急事態宣言が発令される中、神事のみ執り行われた。

小野神社 例年なら近江神宮宮司以下、鉾持・奉耕長・奉耕使・唐櫃・早乙女・小野神社総代と列をなし小野神社ご本殿で神事が斎行され、神田清袚の儀が行われた後、御神田に投げ込まれた餅米の苗を早乙女が植えられるが、本年はマスク姿の参列者も間隔をあけ関係者(4名)のみで粛々と斎行された。

 小野神社は、延長5年(927年)完成の「延喜式」神明帳に「小野神社二座名神大」とあり、日吉神社と並ぶ官弊大社であり、祭神は、第五代天皇孝昭天皇の第一皇子、天足彦国押人使とその七世の孫、米餅搗大使主命で応神天皇のころに日本で最初に餅をついた餅作りの始祖と言われ、現在ではお菓子の神様として信仰を集めている。この神社は小野妹子・小野篁・小野道風などを生んだ古代の小野氏の氏神社であり、推古天皇の代に小野妹子が先祖を祀って創建したと伝える。

御神田 11月2日には餈祭が斎行されます。餈祭には多くの方々がご参列いただけるよう、一日も早く感染症が収束いたしますことを神様にお願いをいたしました。

 滋賀県菓子工業組合副理事長・西沢勝治