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第9回全菓連青年部近畿ブロック大会 大阪大会

関連協賛業者展示、銘菓展示会も実施

 第9回全国菓子工業組合連合会青年部近畿ブロック大会大阪大会は、6月27日、ホテルモントレ・グラスミア大阪で開催され約60名の青年部員が参加した。全菓連からは、野村副理事長、松田青年部長、供田課長が参加した。

 総会では、開会の辞の後、松田近畿ブロック長より「2年に一度、近畿ブロックでは海外事業を開催しています。タイ、ベトナム、今回はフィリピンで日本文化を伝えました。近畿ブロックではなく、全国につながっていくような形になればよいと思っています」と挨拶があった。次に総会の議事が行われた。議事では、代表者会議の承認事項と今期の近畿ブロック長に株式会社井筒八ツ橋本舗の津田陽輔氏が承認された事が報告された。事業計画及び予算案は関統括幹事より説明があった。報告事項として、第10回全国和菓子甲子園近畿予選大会が7月14日に行われることが報告された。京都府菓子工業組合青年部武中部長より、次回の近畿ブロック大会は京都で開催されることが発表され、天野監事より監事講評が行われた。

 引き続き、近畿ブロック大会式典が行われた。式典では、開会の辞、全菓連青年部綱領唱和、愛の菓子斉唱の後、津田近畿ブロック長より「菓子の業界は、楽な業界ではないと感じています。材料や資材の高騰、人件費の上昇、人手不足で募集をかけても集まりません。新製品もスムーズに売れていきません。しかし、近畿ブロック以外の青年部のメンバーが、全国で活躍していることは励みになります。今回の大会テーマは『Empower yourself and be better!!』を掲げました。業界に様々な人がいて、自分が持っていない経験や体験、知識がいただける素晴らしい場所と思っています。その中で、自分自身をしっかり磨き上げ、勉強し、自分の商売を行い、皆様のお力になれたらという思いでブロック長を受けました。ここにおられる皆様が力を結集して、色々な取り組みを進めていけば、この業界の未来は明るいと思います。事業を通して皆様と汗を流し、気軽にお互い相談できる横の繋がりができればと思っています。昨今のインバウンドの増加、マーケットの変化を考えますと、視野を広げて色々な景色を見ることが、きっといつか役に立つ知識になるという思いで、今期も皆様のご要望を聞きながら海外事業を組んでいきたいと考えています。定期的な交流会や大会も含めて、皆様方とご縁を結べたらと思います」と挨拶があった。続いて来賓の紹介の後、京都府菓子工業組合横山理事長の挨拶があった。青年部松田部長より「未来を見据えて挑戦していく事が、一人ではできなくてもみんなで手をつないで挑戦することが青年部の一番の目的や存在意義と思っています。その中の一つに大阪府生菓子青年クラブが始めた全国和菓子甲子園があり、第一回目の担当として皆様に手伝ってもらい開催し、昨年より全国規模で行いました。今年、沖縄県からも初めて応募があり、徐々にこの事業が広がっている事を感じます。0からものを始める事は、様々な壁にぶつかり、色々な意見が出て、予算も必要になり問題が出ますが、現状だけ見るのではなく、10年、20年先を見据えた、未来のために積極的に挑戦していくのが、青年部の役割と思っています」と挨拶の後に、近畿ブロック役員・メンバー紹介があった。続いて、第9回全国和菓子甲子園の報告、近畿ブロック国際交流活動報告では、竹本海外研修実行委員長より「2年に一度、海外で文化交流の事業を行っています。2015年にタイのチェンマイ大学、2017年にベトナムのダナン大学で和菓子の歴史の講習や、試食のアンケート、練り切りのワークショップなどの事業を行いました。今回2019年3月に、フィリピンのセブ島で学校での授業の他、東洋一大きいショッピングモールと言われるSMシーサイドシティで2日間、現地の日本人会をはじめとする他団体と共同で茶道、書道、日本舞踊、和楽器の演奏、折り紙、剣道、デコ巻きずし、アニメ関連等、総合的な日本文化の紹介や体験ができるサクラフェスティバルに参加し、我々は練りきりの体験コーナーやお菓子の販売を行いました」と説明があった。その後、記念撮影の他、会場内では関連協賛業者展示、銘菓展示会が行われ、会場を変え懇親会に移った。

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