福岡県レポート

2020.04.15

組合創立80周年を迎えて

菓子を通じてすべての人々に笑顔を

総会風景 令和2年9月に創立80年を迎える福岡県菓子工業組合は、福岡県菓子工業組合連合会を前身とし、昭和15年県内各市郡組合の参加を得て、同年9月23日設立許可を完了し現在に至っています。初代宝来鉄之助理事長以来今日に至るまで運営、活動ができましたのも、国、県、中央会、全菓連をはじめ関係機関のご支援と協力の賜物と深く感謝いたしております。また、歴代役員、組合員、諸先輩各位の努力と菓子業界にご尽力頂いた功績は誠に多大なものがあり、心より敬意を表します。

菓子飴新聞社によりますと、大正12年3月25日第5回菓子飴大品評会を福岡市で4月10日までの17日間開催、同年4月7日第6回全国菓子飴業者大会を福岡市4月10日までの17日間菓子祭、同年4月7日第6回全国菓子飴業者大会を福岡市西中洲の第一公会堂で開催され、全国菓子業組合連合会(全菓連合会)設立を決議するなど活発な活動を展開して参りました。

福岡県菓子会館 昭和24年、砂糖・小麦粉・雑穀の統制撤廃西日本大会の開催、昭和29年には九州菓子業者の永年の悲願でありました「菓祖中島神社九州分社」を福岡太宰府天満宮様のご厚意により天満宮天神の森に勧請、創建、以来現在まで毎年春秋大祭を継続開催して、九州菓子業界の発展繁栄を祈願しています。

昭和55年、県菓子工業組合の基盤となる福岡県菓子産業技術研究センター(現、福岡県菓子会館)が鉄筋コンクリート3階建て、総建築費6,500万円(当時)をかけて建設されました。以後数十年が経過し、組合員の減少が続きこれからの組合運営を考えたときに、諸先輩方からの有形資産である産業技術センターを有効利用するためのリニューアルを総代会の賛成を得て平成24年より1~2階をテナント使用とし、3階に組合事務所、会議室とする内部全面改装工事に着手、かなりの初期投資をしての改装でしたが、現在1~2階すべて満室となり初期の目的でありました、組合財務が好転、組合員会費の減少が続くなか黒字経営ができるまでになりました。

ここ数年来、菓子業界を取りまく環境が厳しさを増し、食品表示の改正、栄養成分表示義務、原料原産地表示、HACCPの導入、消費税率アップ(軽減税率導入)、働き方改革、時短の問題など課題、難題が増えてきています。

今後も、中央会、全菓連などのご意見、ご指導を賜りながら、真に組合員のためになる組合作りと、組織の強化を図り、お菓子を通じてすべての人々が笑顔でつながることを夢見ながら理事一同全力を尽くして参る所存であります。

 福岡県菓子工業組合理事長・丸山道和