京都府レポート,未分類

2020.02.18

「働き方改革」の新春研修会を開催

年次有給休暇・同一労働同一賃金など

「働き方改革」についての研修会 京都府菓子工業組合では京都商工会議所との共催で「働き方改革」についての研修会を、京都労働局働き方改革推進本部雇用環境改善・均等推進監理官の野田昌代氏にお越し頂き、ANAクラウンプラザホテル京都にて開催致しました。組合としては初めての研修内容でしたので、組合員、賛助会員あわせて59名の参加が御座いました。

 内容としては中小企業でもすでに始まっている、年次有給休暇の取得などがありますが、これも含めこの4月から始まります、残業時間の上限規制や同一労働同一賃金などのポイントとそれに伴う国の支援策などをお話し頂きました。

 その後質問がいくつか出ました。一つ目は有給休暇の取得について、半日ごとの取得は認められるのか、これについては時間単位の取得はだめだが、半日ごとの取得はOKであるとの事でした。また同一労働の定義が難しいとの質問がありました。当日の資料には正規と非正規の交通費の支払いについて、待遇差があってはいけないと書かれていましたが、他にも正規社員に出ている賞与、各手当や退職金についても待遇差の改善が求められます。但し同じ菓子の製造をしている場合、10年目のベテランと、1年目の新入では給与は違っても当然とのお答えを頂きましたし、同じ仕事でも責任の重さで給与は違って当然との答えでした。要は給与格差に合理的な説明が出来れば金額がちがっても構わないとの事でしたので、そこまで同一労働同一賃金の対応に敏感になる必要はないと感じました。

 あと働き方改革とは違うものでしたが、最低賃金についての質問が出ました。京都府では現在909円ですが、府内の地域での経済格差が反映されていないので、都市部以外では厳しいとの意見がでました。これについて労働局の返答は、前は地域で違っていたが現在は統一されている。国の方針で今後も1,000円を目指して上がっていくだろうとの返答で、ますます事業継続が難しくなるとの印象を受けました。

 京都府菓子工業組合理事長・横山長尚