大分県レポート

2020.02.18

合同新年交流会開催

HACCP導入へ講師派遣を案内

合同新年交流会 去る1月22日(水)大分市のホテル日航大分オアシスタワーにて、初の大分県洋菓子協会と合同の新年交流会を開催した。初と言っても過去のことは全て把握できていないので正しい表現ではないかも知れないが、ここ30年くらいは間違いなく開催されていないらしく、当組合単独でも新年会は本当に久しく開催していなかったので新鮮なものとなった。

 そんな話の発端は昨年の当組合の通常総会にて県洋菓子協会会長の若林等氏が田口理事長に「これからは業界が一緒になって出来ることをやっていきましょう」と言われたからで、「では手始めに新年会を一緒にしましょうか」という流れで県洋菓子協会が例年行っている会に県菓子工業組合の参加希望者が出席する形となった。

 どちらも県下の菓子店経営者で構成されている団体なので出席者は両団体に加盟している人も多く、大体は顔見知りで自然と馴染んでいるようだったが、洋菓子協会の賛助会員として出席している関連業者の方たちとは初対面の当組合員も多く、出会いと共に新たな情報交換の場にもなったようだ。

 そんな会話の中で、今年の4月1日より義務化される栄養成分表示の準備の件やHACCP導入の義務化等の件で、若干のんびりしていた小規模事業者の方もそろそろ気になり、詳細を確認しておこうと各地で開催されている食品業界全体を対象としたセミナー等に参加しているというものがあった。

 当組合でも各支部で希望があればその地域まで講師を派遣できる旨を全組合員に案内したが、現在までに14支部中3支部からしか派遣申込みがない。

 原因として昨今、特に人口の少ない地域の支部組合員数の減少が著しく、中には1~3名の少人数の支部もあるので、人数がまとまらず申込みづらいということもありそうだ。

 そんな場合でも近くの支部と一緒に開催したり、タイミングが合えば県洋菓子協会をはじめ他団体と合同で開催したりすることも十分可能と思うので積極的に要望を申し出て欲しい。

 昨年廃業した菓子店の中には栄養成分表示とHACCP導入の義務化がプレッシャーとなり、商売をやめるきっかけの一つになったと言う人がいたが、講習会等に行ってみると意外とやるべきことが簡単で安心したという人も少なくない。

 いち早く最新の正しい情報を得て構成事業所へ発信するためには、横の繋がりは必要不可欠なので、今回の交流会をきっかけに業界全体が協力し合える理想の関係を築けることを願いたい。

 大分県菓子工業組合事務局長・早瀬大雄