京都府レポート

2019.10.18

子供たちに寒天菓子の美味しさを

和菓子職人に学ぶ&お茶会

室町子どもクッキング 「和の食材が子どもの五感を育てる」をモットーに京都で14年、料理ができる子を育ててきた「室町子どもクッキング」は京都市室町社会福祉協議会と京都市立室町小学校のコラボで誕生した料理教室。昨年に続き「和菓子職人に学ぶ&お茶会」という題で私達、京都菓子工業組合青年部に依頼を頂いた。製作菓子は見た目も涼しげで後味もさっぱりとしたレモン風味の錦玉羹。

 子ども達はまずピンク、黄、緑、青、紫の5色の羊羹をなでしこ、金魚、青もみじ、ハートなどの抜き型で抜いた後、作った寒天液をカップに流し入れ、型抜きした羊羹やぬれ納豆をその中に配置していった。その後色づけされた寒天液を再度投入、綺麗なグラデーションに色とりどりの羊羹を浮かべた錦玉羹を完成させた。夢中で作っている子ども達の表情は真剣そのものだったが、各々出来上がった時に笑顔がこぼれた。その後和室に移動し、錦玉羹を自分たちで点てたお抹茶と一緒に頂いた。

 今回の教室には寒天を分かりやすく紹介するため伊那食品工業㈱も協力、原材料の天草を実際に見て、触って、匂いを嗅いで、子ども達は初めて見る天草から錦玉羹への変化にとても驚いていた。菓子教室は毎回子ども達の良い体験になるよう心掛けているが、私達も学ぶものは大きいと実感する。

 京都府菓子工業組青年部広報・細井由美子