島根県レポート

2019.09.18

「梅茶どら」で全国大会に出場

全国和菓子甲子園

梅茶どら 全国菓子工業組合連合会青年部主催の第10回全国和菓子甲子園が開催され、昨年全国大会に出場した島根県立宍道高校に続き今年は島根県立出雲農林高等学校3年生の2名が、中四国ブロック予選を勝ち上がり全国大会に出場しました。2年生の2学期から和菓子の勉強をはじめ、和菓子を作ったことがなかった為、出雲市内にある和菓子屋の職人さんにどら焼き・大福の基本的な作り方の指導を受けました。

 お菓子のテーマが「新元号」と決定したのが4月。それ以降の話し合いで、テーマ「新元号・令和」を自分たちの解釈では「和・日本らしさのあるもの」と考え、作品名・アイデア・デザイン・味(想像)を話し合って準備をしました。日本人が古くから慣れ親しんできた、お米・お茶が日々生活していく上で、欠かせない物であることに着目し、元号が「令和」に変わった事から、テーマを「新しい時代への移り変わり」とし、今までの努力が花を咲かせるような良い時代が訪れますようにと祈りを込めて考え、作品名は「梅茶どら」としました。

 作品の材料は島根県産のきぬむすめ米で作った米粉・出雲産抹茶・出雲産の大納言・西浜サツマ芋を使用しました。どら焼きの皮には「令和」の由来となった、万葉集の梅の花の歌に着目して生徒たちが生産製造している、梅・梅シロップを使用して餡をはさんだものです。仕上げは縁結びを想像してもらうように、粉糖で勾玉をあしらいました。原料にも地産地消にこだわりました。11月の学園祭にて販売があるようです。全国の高校生が新元号を自由なとらえ方で発想したお菓子の多数応募があったようです。将来、和菓子職人になり発想豊かな和菓子が店頭に並ぶ事を楽しみにしています。

 島根県菓子工業組合事務局・高島佐枝子