東京都レポート

2019.08.15

「二木、二木、二木、二木、二木の菓子」でお馴染みの二木正人氏講演会

東京都菓子工業組合協力会「東菓工協力会第41回通常総会」

講演会の様子 令和元年7月22日(月)に、第41回通常総会が上野「精養軒」に於いて開催されました。

 去年の東京は6月中に梅雨が明けていましたが、今年は未だに梅雨が明けない中、協力会・東菓工合わせて43名の方が総会にご出席下さいました。

 黒川耕次名誉会長(三黒製菓㈱取締役会長)、寺本眞一会長(寺本製菓材料㈱取締役社長)のご挨拶の後、この所、恒例となった司会の後藤真由副会長(内外香料㈱代表取締役)より、本日の出席者は委任状を含め定数を満たしており、本会は有効に成立した旨を報告されました。議長には寺本会長が選ばれ、直ちに議案の審議に入りました。

 第1号議案 平成30年度事業報告書並びに決算報告書承認の件
 第2号議案 令和元年度事業計画(案)並びに収支予算(案)決定の件
 第3号議案 令和元年度会費及び徴収方法決定の件
 第4号議案 役員改選の件

 全ての議案が慎重な審議の上、全員異議なく原案通り可決決定しました。
 滞りなく総会が終了し、続いては恒例の講演会が行われました。

 講師にお招きしたのは、「二木、二木、二木、二木、二木の菓子」でお馴染みの二木正人氏(㈱二木 代表取締役社長)です。

 「お客様を笑顔に!地方を元気に!二木の菓子の独自経営戦略」というテーマでご講演頂きました。

 ㈱二木はアメ横で、昭和22年に創業されたそうです。先代の初代社長は信州安曇野の出身ですが、かつては二木村という地名があり、その村のご出身だそうです。現社長は中学から大学まで立教のご出身で、特に大学時代は体育会のアメリカンフットボール部に所属して、厳しい縦社会を経験されたそうです。情報、戦略と方針という部分では、部活を経験して、経営にも通じる部分があって今でも役立っているそうです。

 菓子の販売における特性としては、単価が少額で、軽量で、がさがあり、粗利が低いということが上げられるそうです。ですから、小売りの現場では、客数競争になっているという現実があるそうです。現在の社会状況では、なかなかシェアは広げられません。メーカーの立場としては、生産性を上げるしかないというお話でした。

 2月に出演されたテレビ東京「カンブリア宮殿」でお話しされた経営戦略としては、地方創生がキーになります。地方のおいしいお菓子を見つけて、それを売っていくことが生き残る道だとお考えになっているそうです。それが、大手流通との差別化に繋がります。

 生き残れるのは、目まぐるしく変わる変化に適応したものだけだと断言していらっしゃいました。

 それには、諦めない心と好奇心を持つことだそうです。足元だけ見ていては変化も見えません。ラグビーWC、東京オリンピック・パラリンピック、大阪万博とイベントが目白押しです。グローバル化に拍車がかかるのは間違いありません。

 先を見すえながら、美味しいお菓子を食べた時の子どもの笑顔を絶やさぬように、二木氏の話を聞きながら、我々も努力し続けなくてはならないと、そこにいた全員が思ったのは間違いありません。ありがとうございました。

 少し頭をフル回転し過ぎました。続いては、場所を移動しての懇親会となりました。

 東菓工組合員と協力会会員、来賓の方を併せて89名の方がお集まり下さいました。

 司会は、毎度お馴染み二葉晃司氏(二葉製菓㈱代表取締役)です。今日は新調した素敵なブルーのスーツを着ての登場です。氏の持つ明るい雰囲気は、酒をまろやかにし、料理に旨味を、そして女性に潤いを与えます。

 まず、黒川名誉会長、寺本新会長の順にご挨拶を戴きました。続いて、全国菓子工業組合連合会専務理事の吉田竹志様、同じく事務局長渡辺嘉一郎様、東京都米菓工業協同組合事務局長原憲太郎様のご来賓の紹介があり、㈱愛工舎製作所代表取締役会長の牛窪啓詞氏の乾杯の音頭にて開宴し、懇親に入りました。

 東菓工と協力会も懇親の場を多く重ねるようになり、小さな輪が大きな輪になってきたのは喜ばしいことです。東菓工筆頭副理事長の江川清志氏(マルエ製菓㈱取締役会長)による二本締めにて、盛会のうちに中締めとなりました。

 東京都菓子工業組合副理事長・中谷光基(中谷製菓㈱代表取締役社長)