富山県レポート

2019.07.17

富山県菓子工業組合第57回通常総会開催

講習会 菓子店における軽減税率の注意点

    HACCPの制度化と栄養成分表示について

講演会風景(1) 平成31年6月18日第57回富山県菓子工業組合総会が「ホテルグランテラス富山」で開催され、議案の審議が可決され、滞りなく終了しました。

 総会が終わり、まず初めに金沢国税局消費税課の大橋弘明氏を講師にお迎えして「菓子店における軽減税率の注意点」をテーマに講演して頂きました。

講演会風景(2) 軽減税率制度における取引の流れとそれに伴う対応ポイントを中心に話され、軽減税率の対象品目では、一体資産の意義や外食・ケータリングの適用範囲なども教えて頂きました。中でも、柏の葉は食べないから10%で、桜の葉は食べるから8%であることや、制度が始まる10月1日前に予約され、10月1日以降に商品をお渡しする形で、前払いされる時は、商品をお渡しする日が基準となり10%頂く(軽減税率対象外のもの:例えば一体資産とならない箱等)。改めて、軽減税率についてもっと認識を深めなければいけないことに気付かされました。

 続いて、株式会社アルプの末永(まつえ)知史(さとし)氏を講師にお迎えして、HACCPの制度化と栄養成分表示について講演して頂きました。

 HACCPとは転ばぬ先の杖であり、日常の一般的衛生管理をもとに各工程をチェックすることで、未然に事故を防ぐことを目的としている。一般的衛生管理とは、従来の設備・機械器具などの衛生管理、従事者の衛生教育・訓練、食品等の衛生的取扱いなどを指し、それに菓子類の区分を行い、その製造工程図をもとに衛生管理計画の作成をし、記録を残し、保存をして、その衛生管理による改善点の把握と衛生管理計画への反映することがHACCPの考え方である。栄養成分表示については、表示値の要件として、規定された分析方法で±20%以内である公定法と合理的な方法により得られた値で、表示に「この表示値は目安です。(推定値)」という表示が必要な簡易法等があることを勉強しました。また、この講義の合間に組合員による実践的な栄養成分ソフトの講座もあり、迫りくる制度に対応するべく、大変有意義な講習会でした。

 富山県菓子工業組合・会計理事・密公昭