栃木県レポート

2019.03.15

ニーズに対応し新品種開発

いちご王国・栃木

とちおとめ 栃木県は、昨年1月15日「いちご王国・栃木の日」を宣言し、知事を先頭に多くの団体が参加して栃木県内をいちごのイベントで盛り上げました。また、今年度は「いちご王国・栃木」全国展開を目指し、県内だけではなく首都圏や関西圏においてもイベントを行い、栃木のいちごの魅力を発信しました。

スカイベリー 栃木のいちごは、昭和30年代より急速に広がり現在とほぼ同じ600haの栽培面積になり、その後は「株冷蔵」や「高冷地育苗」などが開発され出荷時期が春から2月へと早まりました。昭和60年に「女峰」が登場しクリスマス期からの出荷が実現し飛躍的に需要も拡大しました。

とちひめ 現在「栃木県農業試験場いちご研究所」を設置し、時代のニーズに対応した新品種を開発しております。まず代表的な品種として「とちおとめ」は甘味と酸味のバランスが良く果肉がしっかりしていることから東日本を中心に広く支持されております。又「スカイベリー」は果実が極めて大きく美しい果形から、贈答用向けの品種として栽培されております。

なつおとめ 次に「とちひめ」は、大粒で甘味が強い反面、果肉が柔らかくとてもデリケートで市場には出回らず、いちご狩りや直売用の品種として栃木でしか味わえない幻のいちごもあります。そして、今まで夏場にはない時期に適した品種として「なつおとめ」があり、暑い夏でも日持ちが良く、酸味もあり主にケーキ用のいちごとして出荷されております。

 この様に、栃木のいちごはいろいろな品種を開発し、一年中楽しめるいちごを提供し、いちごの生産量も50年連続日本一を続けております。

いちご王国 これからも、栃木県が「いちご王国」として関係機関、団体等と連携して次の50年、100年にわたって発展していくよう努力しております。

 栃木県菓子工業組合理事長・斎藤高藏