福井県レポート

2019.02.15

越前おおのでっちようかん祭り

真冬恒例イベントに14店舗集う

越前おおのでっちようかん祭り 毎年2月第1週の土日に開かれる『越前おおのでっちようかん祭り』。今年で8回目の開催を向かえ、福井県内でも恒例の真冬の食イベントとなっている。

 『でっちようかん』は水ようかんのことで、福井県内では大野、小浜の方で前者の呼び名が使用されている。その起源は諸説あるが、その中のひとつに、昔、商売を見習うのに丁稚奉公というものがあり、休みも年に二度、正月と盆だけ故郷に帰してもらうだけの時代がありました。ある時、店の主人が正月休みに帰る丁稚さんに土産として羊かんを持たせました。家に帰った丁稚さんはこの羊かんに水を加えて煮詰め直して量を増やして、柔らかい羊かんを作って近所に土産として近所に配りました。これが大変おいしいとの評判がいつしか伝わり、丁稚さんが作った羊かんだったので『でっち羊かん』という名前となったという説があります。福井の寒い冬、特に正月にこたつに入って食べるのが習慣となっています。

 今年は市内業者の14店舗にご協力いただき、大変賑やかに行われた。食べ比べサイズを全店舗集めた【完全制覇セット】など、回を重ねるごとにお客様に喜んでいただける企画を毎年作ってきました。

 また、でっち羊かんだけでなく、いちご大福や市内の飲食業者を集めた『味物語』企画では温かい地元グルメを、初日の土曜日夜には冬花火、商店街などでは雪灯篭や雪像を作り会場内外で冬の大野を満喫できるようになっている。

 今年度からは市外のグルメを集めた催しや市内飲食店で同日開催された街コン企画などで主に若い世代をターゲットにした試みも行われ、祭りの開催に花を添えた。このでっちようかん祭りでお客様が気に入った各店舗の商品を後日お買い求めになるなどして、開催前は1月終わりが販売終了時期だったが、3月末くらいまで販売期間の延長を求められるなどして各店手応えを感じております。

 開催にあたり、関係機関のみなさまには心より感謝申し上げます。また来年以降も大野を盛り上げれるように組合員一丸となってがんばります。

 福井県大野市菓子組合組合長・毎川利和