北海道レポート

2019.01.16

『伝統と革新』菓匠京山 佐々木勝氏を迎えて

北海道の食材を活かした和菓子講習会

助手に菓匠米屋(札幌:円山)
佐々木博彰氏/長谷川能也氏

なごり雪 北海道の地元食材を活かして新しい和スイーツを学ぼうと平成30年11月7日(水)宮島学園北海道製菓専門学校にて製菓技術講習会(主催:北海道菓子協会)を開催しました。講習会では、講師に佐々木勝氏(北海道松前町出身、小樽市の『高山菓子舗』で修業を積み東京都世田谷区「たちばな」赤坂「塩野」を経て、横浜市「新月」市川市「松月堂」で工場長を歴任。「千葉県の名工」に選ばれているほか製菓学校講師、東京和菓子協会技術顧問を務め現在、市川市行徳と富浜に「菓匠京山」を経営しながら若手の育成に尽力している)を迎え、全道から37名の菓子職人等が集まり「伝統と革新」をテーマに6品目『①抹茶チーズ饅頭②チーズ松風③なごり雪④ふる里便り⑤熟し柿⑥栗衣』を学びました。

和菓子講習会風景 講習会では、北海道に縁のある佐々木勝先生の特別のご配慮から和菓子に北海道産チーズを取り入れた斬新な品目もあるなど、伝統(古くから受け継いで行う)と革新(古い制度を新しくする)のテーマに沿って、お菓子作りの考え方だけでなく、北海道で菓子店を営む者の立場に立った品目が考案されていました。また、実施にあたり菓匠米屋(札幌円山:代表取締役佐々木一文氏)和菓子店の協力のもと実りある有意義な講習会となりました。北海道菓子協会では、こうした製菓技術の向上に向けた技術講習会の実施を定期的に重ねていくことで業界の発展につなげていきたいところです。

 北海道菓子工業組合専務理事・久木利弘