山梨県菓子店

2019.01.16

新たな和菓子の伝え方

和菓子の伝承と発展

12面山梨① 当店は山梨県山梨市にある創業70年の小さな和菓子屋を営んでおります。私で三代目を迎え数多くの課題に直面してきました。それは人口減少やインターネット販売等による来店者数の減少、冠婚葬祭商品の簡素化など時代の変化やスピードに着いて行くのが精一杯でした。何か新しい商品展開やシステムを導入するにも設備投資や運転資金が必要となり中々事が進まない中、1つのきっかけが今では当店の新しい事業へと成長しつつあります。

自社よもぎファーム それは「和菓子の伝統と文化、そして日本人の粋な心遣い」をテーマにした和菓子教室、そして耕作放棄地を活用した自社原料ファームです。

 山梨県は数多くの観光資源を有する土地である為、一年を通じ国内外の観光客が訪れその観光客に商品を販売する事は元より実際に作る所から体験して頂き「思い出のお土産」を提供してみませんかと言う依頼からスタート致しました。当時山梨県内では和菓子教室の事例が無く手探りの状態から始まり、早3年が経ち今では観光客のみならず各市町村民、企業、団体から依頼が来るまでに成長致しました。

菓子教室 そして全国的にも社会問題となっている耕作放棄地を活用した「自社よもぎファーム」です。当店の看板商品である草餅を何か特色ある商品へと進化させたいと考え活用を始めました。インターネットの普及により手に入らない物が無いと言っても過言では無い今日、商品の継承の仕方や和菓子の伝承の仕方に日々早川製菓はチャレンジしております。

 山梨県菓子工業組合代表・早川良一