岩手県レポート

2018.10.15

栄養成分表示に係る研修会を開催

多くの組合関係者が参加

栄養成分表示に係る研修会 岩手県菓子工業組合(齊藤俊明理事長)では、菓子業界で開発した「栄養成分計算ソフト」の使用方法を習得する為の研修会を、全国の都道府県組合に先駆け、去る十月一日から五日間、岩手県内各支部九カ所を会場に開催した。

 今回の研修会は、岩手県中小企業団体中央会の支援を受け「栄養成分表示及び最新の加工食品表示の研修会」をテーマとして、栄養成分計算ソフト開発元の㈱デリコ武田正貴氏を講師に迎え、菓子店におけるHACCP導入、原料原産地表示等も併せて学習した。開催にあたり、県組合理事会で出された意見を参考に、既存の組合員の他、組合未加入の菓子製造事業者にご案内をしたところ、約二百名余の皆様の申込があった。

 研修では、武田講師より、昨今の食品表示に係る要点のほか、栄養成分計算ソフトの使用方法の指導方法が丁寧に説明された。参加者より「ソフトはCDで配布されると聞いたが、最近はドライブレスのPCも多いので、ダウンロード版は無いのか」「事前に配布された試用版を使ってみたが、簡単には使えそうも無いので、もう少し改善をして欲しい」「小規模事業者での対応はどうするのか」「輸入小豆を製餡した場合の表記について」等の質問が次々と寄せられた。

 このうち栄養成分表示に係る小規模事業者対応については「消費者庁よりチラシが出されている通り、対応の注意喚起がなされている。義務化までに是非準備を進めて頂きたい。輸入小豆の製餡については、国内製造という表記となる」旨の説明があった。

 今回の開催にあたり、研修会を県内各地で複数回開催したことや、夜間の会場設定も考慮したこともあり「近くの会場に気軽に参加出来て良い」「お店の閉店後に受講できて良かった」という声が寄せられており、今後は、県域が広い岩手県の組合員の皆様が参加しやすい環境づくりも必要と感じた研修会事業であった。

 岩手県菓子工業組合専務理事・小沢仁