群馬県菓子店

2018.08.20

㈲金井製菓所

地域密着した和菓子を受け継いで

㈲金井製菓所 私の会社がある群馬県は毎年元日ニューイヤー駅伝のテレビ中継を行っています。折り返し地点の太田市は地元SUBARUが出場しております。又、ゆるきゃらグランプリではぐんまちゃんが全国第一位になりました。

 当社は埼玉県熊谷市にて昭和六年九月に創業し、昭和二十九年七月に法人会社となりました。

 当時主力商品である甘納豆の製造販売を拡大するため、北関東自動車道・太田桐生インターより二十分程のところに店舗を移転しました。

 ここで私の紹介をちょこっと。高校卒業後、東京製菓学校の和菓子科で二年間勉強しました。たくさんの知識と技術を培い、共に同じ志をもったかけがえのない仲間ができました。いわば私の基盤となった場所です。

 その後初代社長が他界し、すぐに地元群馬へ戻り今の仕事を始めました。専門学校を卒業しただけで修行もしていなかったので、和菓子を作ってお客様に喜んでいただけるかどうか不安はありました。しかし、専門学校や商工会議所青年部の仲間からのアドバイスをいただき、少しずつ自信がついてきました。

金井製菓所のお菓子 お客様から「甘納豆柔らかくておいしかったよ。」と言っていただいた時はありがたく感謝の気持ちになります。

 甘納豆が主力商品となっていますが、今はどら焼きにも力をいれています。バターどら焼きやカスタードどら焼きといった一風変わったどら焼きも作っています。意外と好評なんですよ。気温や湿度によって作り方を変えています。ちょっとした私のこだわりです。

 店舗が大通りから奥に入った裏通りにあるので、リピーターのお客様を増やす方向で、地元に密着したお菓子作りに取り組んでいます。買いに来ていただいたお客様に対しては車まで商品を持って行ってさしあげたり、お客様目線でショーケースの中の配置を変えたりしています。このように人と人との出会いを大切にした商売を私は続けていきたいと思います。

 コンビニエンスストアや大型商業施設が多くなる中、地方の商店はどんどん少なくなってしまいます。そんななかで生き残っていくためにはお客様皆様に愛されるようなお店を作らなければなりません。さぁ、今日も心をこめて元気に和菓子を作ります。

 群馬県菓子工業組合・金井光司