石川県レポート

2018.08.20

藩祖前田利家公しのび菓子と茶を奉げる

献茶と献菓の様子 石川県菓子工業組合金沢支部では藩祖前田利家公を祀る金沢市の尾山神社にて、ご命日である4月27日(旧暦閏3月3日)の例祭に合わせて毎年献菓を行っています。

 本年は4月26日に20社のお菓子が奉納され、石川県菓子工業組合より組合員11名が参拝させて頂きました。献菓式では平成29年金沢市菓子名工賞を受賞した株式会社加藤晧陽堂代表取締役社長の加藤晴彦氏が直垂・烏帽子姿で上生菓子の「大輪の菊」、「あやめ」、特別名勝兼六園をイメージした「園の道」の3種を献上しました。金沢市菓子名工賞とは金沢市食文化条例で認定された賞で、技術に優れた菓子職人を認定・顕彰しています。

献菓する加藤晴彦氏 当日の献茶・献菓式では同時に皇風煎茶禮式石川弘風会の西田香洋総師範の献茶も行われ、12名の社中の皆様とともにお茶が献上されました。式では加藤治樹宮司が祝詞を奏上し、奉納者を代表して石川県菓子工業組合理事長髙木慎司氏(㈱菓匠髙木屋代表取締役社長)、小出進氏(石川県菓子工業組合前理事長・㈱柴舟小出代表取締役社長)、諸江吉太郎氏(㈱落雁諸江屋代表取締役会長)の3氏が玉串を奉典し、金沢の菓子業界の発展を祈願しました。

代表者による玉串奉典 また、当日奉納された菓子は拝殿に設けられた茶席で参拝者に振る舞われました。

 たまたま観光に訪れていた老夫婦は「生活の中に溶けこんだ金沢の菓子文化と藩祖前田利家公に対する金沢人気質の一端に触れる事が出来て良い思い出が出来ました。」と一服を堪能されていました。

 石川県菓子工業組合常務理事・事業企画委員会委員長・諸江隆