香川県レポート

2018.08.20

高松東高校訪問

頑張れ高校生 全国和菓子甲子園

中・四国ブロック書類審査の様子 7月11日、高松市の玉藻公園にある国の重要文化財、披雲閣にて、第18回全菓連青年部中四国ブロック香川大会が開催されました。中・四国ブロック内では、この度の平成30年7月豪雨により甚大な被害を受けられた地域が数多くあり、その直後、多くのライフラインが復旧していない中開催された大会に出席してくださった部員の皆様には、心より感謝申し上げます。

 今大会におきまして第9回全国和菓子甲子園のブロック審査が行われ、代表3チームが発表されました。全国から318作品の応募があり、中・四国ブロックからは最多の72作品が応募されました。今年作品のテーマ「わが町自慢の創作和菓子」ということから、香川県の応募作品は、うどんやオリーブ、しょうゆ豆など普段和菓子には使用しない地元の食材を使用したり、見慣れた名所や、琴電のレトロな電車をモチーフにした作品、香川県にしかない食文化であるあん餅雑煮を取り入れた作品など、見た目や作品名から随所に香川県が感じられました。また、餡や生地、デザインのいたる所に多くのアイデアが詰め込まれ、高校生の若い感性が感じられる作品ばかりでした。作品のレシピや写真、作品名を見ているだけでも一生懸命さが伝わり、自然と審査に熱が入りました。

高校訪問の様子 7月19日に、中・四国ブロック代表の1チームに選ばれた高松東高校の山口さんと美濃さんを訪ねました。作品の製作に関するアドバイスと、ご挨拶をかねての訪問でした。審査の時書類をみて、てっきりクラブ活動か授業で多少なり、お菓子作りを経験している生徒さんかな、と思っていたのですが、担当の先生にお話を伺ったところ、全くの初心者で和菓子作りの経験ゼロであるということを知り、驚きました。和菓子甲子園の募集があることを知ってから興味を持ち、そこから1から考えて応募してくれていたのです。使っている道具は製菓用のものではなく、どこの家庭にでもあるものを工夫して使って作品を作ってくれました。製作中の姿も、楽しそうで生き生きとしていましたし、私たちのアドバイスにも真剣に耳を傾けてくれました。和菓子甲子園は高校生にお菓子を作る喜びと感動を得てもらうことにより和菓子に関心を持ってもらい、若年層の和菓子離れの歯止めと和菓子文化の発展を目的としています。まさにそのとおりの事がおきていることに感動と驚きを感じました。決勝では、この異常なまでの暑い夏に負けない熱い戦いを。出場全18チームの健闘を祈る。

 香川県菓子工業組合青年部副会長・大内雅生