青森県レポート

2018.07.23

三沢アメリカンデー開催

一つの街に二つの文化

アメリカンデーのパレード 平成30年6月3日(日)三沢市で第30回アメリカンデーが開催されました。

 このイベントは、三沢青年会議所のOB有志が任意の組織「三沢国際クラブ」を立ち上げ、三沢市民と米軍三沢基地の方々との日米親善交流を目的に30年前、先に「ジャパンデー」を三沢米軍基地内で開催しました。そのお返しに「アメリカンデー」が開催されたのでした。現在は三沢市も主催者として運営されています。

 三沢市は5人に1人がアメリカ人の割合で、一つの街に二つの文化が混在していると言われております。

 ジャパンデーは、日本の文化際を体験型にし、和服の着付けや、陶芸体験、書道、華道、茶道、折り紙、お琴、盆栽など、その他多くの日本文化を見るだけでなく、体験して交流する企画です。また、スポーツ交流会もあり、柔道、剣道、空手、相撲、なぎなたなど武道を中心に開催しております。

 お返しの「アメリカンデー」は、アメリカ国旗と各州旗を先頭にハーレーダビットソン、クラシックカー、米軍仕様の消防車や重機、そして、米軍司令官が運転するトラックなどのパレードが中心商店街で繰り広げられ、キャンデープレゼントが沿道観客を盛り上げます。開会式に続き、イベント広場では、本場米国のUSAロックバンド、アメリカンSPダンスなど、日本側のバンドチームも参加してボリュームたっぷりの演奏が披露されます。

会場の様子 アメリカンフードブースでは、例えば、ハワイ州:シシカバブ、テキサス州:ナチョス、バーベキューチキン、フロリダ州:チーズバーガー、ターキーレッグや定番でなじみのホットドック、ハンバーガー、アメリカンピザや各州のソウルフードなどなど、日米友好倶楽部や各団体、ボランティアグループでの出店など、この日アメリカンデーならではのブースが立ち並びます。中でもアメリカンチョコケーキ、カットピザなどの売り場は長蛇の列をなしておりました。

 さて、三沢市では農水畜産業及び関連産業の活性化を図るため、特産のごぼう、ながいも、にんにく、ほっき貝、ヒラメ、三沢昼イカなどを原料として特産品を開発、改良、販路拡大を目的に商品発表会などを開催しております。

 その中から、みさわごぼう茶、ながいも羊羹、ごぼうコーヒーや、長芋、ごぼう、真菰を練りこんだパウンドケーキなどが商品化、販売されております。

 我々菓子工業組合会員店でもアメリカンドーナツ、クッキー、ピーカンパイなどアメリカンケーキを主体に販売しているお店もあります。また、共同で商品開発を模索したこともありましたが、現在は各店でそれぞれ日夜努力しているところです。

 冒頭で述べましたが、「一つの街に二つの文化」がある特性を活かし、お菓子の分野でも伝統を守りつつ、三沢らしい地域性のあるお菓子の製造販売に励んでおります。

 毎年、6月第1日曜日に「アメリカンデー」が開催されます。三沢空港も市内から車で10分程で利用できます。一度三沢にお出でください。

 青森県菓子工業組合理事長・三沢市・舩見亮悦