三重県レポート

2018.06.19

菓子組合の存続について

組合を脱退するという声も 

 お伊勢さん菓子博が無事終了し、まずは皆様にご理解とご支援ご協力を賜りましたことに厚く御礼申しあげます。

 さて、菓子博覧会が終わり、県菓子組合の若手の繋がりや行動力が活性化したのは、目論見通りであったとホッとする反面、菓子博覧会まではなんとか付き合うが、来年からは組合を脱退するという話が複数支部から聞こえてきています。

 これまで、博覧会協力依頼のため、全国の各ブロックを訪問させて頂きましたが、その話の中にも同様の悩みを持つ県組合が多数存在することを記憶しています。

 その理由は、老齢化や後継者が無い、組合に入っているメリットが無いというものです。

 廃業ならともかく、これまで一緒にやってきた仲間から脱退すると言われるのは非常に残念で無念なことです。組合に入っているメリットが無い。このことについて、県菓子工業組合、全国菓子工業組合が無ければ、厚生労働省、農林水産省、消費者庁が示してくる色々な新たなルール、表示問題(栄養素表示・原産国表示・原材料表示)また、国際的な流れからのHACCPによる衛生管理・商品管理・原材料管理に個店で何が言えるのか考えてほしいと理解してほしいということです。

 確かに、情報化社会で横の繋がりが無くても新たな原材料、新商品情報、レシピなどは手に入れることが可能になっています。

 しかし、先人先輩たちが築きあげてきた組織が無ければ、国の施策に対して意見を言えなくなると危惧しているのは私だけでしょうか。

 何とか、このことだけは若い世代に継承して、今一度、組織力強化を図らなければと考えています。

 最後に、お世話になりました全国の菓子組合会員の皆様に深く感謝を申しあげます。

 ありがとうございました。

 三重県菓子工業組合理事長・岡幸男