鳥取県菓子店

2018.05.16

元気なお菓子屋さん紹介

鳥取県八頭郡

鳥取県八頭郡智頭町のどうだん娘 今回は、鳥取県八頭郡の、元気なお菓子屋さんを紹介する。

◆宮本製菓店(若桜町)
 若桜学園の中学生と協力して「町おこし」のための新商品を開発中。来春の修学旅行の時に、東京の鳥取県アンテナショップで売り出すことを目指している。宮本製菓店には、若桜町諸鹿産のとちの実をつかった「とち羊羹」、地元産の小豆を使った「氷ノ山羊羹」などがあり、お菓子づくりを通しての地域の活性化に取り組んでいる。新たに若桜最中ができた。どの製品も美味しいとの評判だ。

◆弁天まんじゅう本舗(若桜町)
 若桜といえば、弁天まんじゅう(米粉饅頭)。生地がもちもちしていて、歯ごたえがあり、餡の甘さは控えめで、食べ応えがある。表面には「鶴・亀・桜」の三種類の模様があり「鶴」は家内安全。「亀」は円満長寿。「桜」は商売繁昌を表し「赤」と「緑」は縁結びの願をこめてつけられた縁起のよいまんじゅう。昔ながらの素朴な味わいは好評で、町外のファンも多い。

◆御菓子司常盤堂(智頭町)
 智頭町は、どうだんつつじが有名。それにちなんだ「紅どうだん」。栗の味わいが印象的だ。梅の実が丸ごと入った「ちづ娘」。銘木慶長杉にちなんだ「杉の実」など、餡で勝負する和菓子の王道を歩む一方で、三代目が洋菓子の品ぞろえを充実させた。「チーズケーキ智頭一番」を筆頭に、上品なチョコ味の「クラシックショコラ」、さらには「アップルパイ」等々、高く評価されてる。

◆御菓子司ますだ(八頭町)
 主力商品は、「因幡大福物語」。やわらかい餅皮の「カフェ大福」に「抹茶大福」。「いちご大福」、そして「ブルーベリー大福」に「ちょこっとマロン」など季節ごとに様々な大福が味わえる。生どら焼きにも力を入れていて「因幡のお月さま」が有名。クリームを使った現代的なお菓子が売れ筋だが「宿場まんじゅう」や、鮎の形をした「八東川」(最中)なども好評だ。

◆甘味屋(八頭町)
 江戸期に地元の水路開発に貢献した先人を讃えた「百姓頭」(桃山)が有名。製品開発には意欲的で「いちご大福」では、鳥取県内におけるパイオニアでもある。材料にこだわり地元産のぶどうを使った季節限定の「ぶどう大福」や、地元の名産である花御所柿でつくった「柿ゼリー」。また、伝統の茶菓子にも技術力を発揮して、茶人の間で高い評価を得ている。鳥取市にも店舗がある。

 鳥取県菓子工業組合理事長・小谷寛