福岡県レポート

2018.04.19

「博多うまかもん市」に思う

食を集めるイベントが定着

博多うまかもん市 福岡の皆様の日常会話を聞いていると、こんな話が出てきます。

「この頃、疲れ気味なので、昨夜はうまかもんを食べに出かけた。お陰で今日は元気いっぱいたい!」

博多弁の代表の一つ〝うまかもん〟とは、美味しいものという意味ですが、福岡市では、三十数年前から年に一回、正月気分もまだ残っている一月下旬に、福岡の食を一堂に集める毎年恒例の「博多うまかもん市」というイベントが福岡市内の岩田屋本店で6日間開催されています。

このイベントもすっかり地元に定着してきた感じで、来場者の数もぐっと増えてきました。

今回、会場には惣菜や加工品、パンやスイーツなど、博多のうまかもんが勢ぞろい!

その他、朝倉市や東峰村から復興支援ブースも設けられ、多くの買い物客で賑わっていました。

「鈴懸」と「パンストック」のコラボあんぱん 以前は、福岡市のうまかもんって、何ね?「うん、うまかもんは、うまかもんくさ」といった博多にわかのような会話も聞こえていましたが、今は違います。

「うまかもん市で、何ば買うて来たね」という質問に「うん、ばさろ良か(とても良い)うまかもんを買ってきたばい!」といった会話も聞こえて来るようで、ここまでくれば、このイベントが、いまや福博の街にすっかり定着してきたように感じられてなりません。

うまかもんとは、一種の嗜好品です。何か一つ二つ選ぶとなれば、個人差があります。それでも、お客様がそれぞれうまかもんを決めて、イベント会場にお見えになり、お好きなものを選びながら、同時に楽しさも味わって頂けたらと思います。

会場には、福岡市菓子協同組合の会員の方々が、精魂をこめて作られた商品が会場に並びました。また、今年は、当組合員の和菓子店「鈴懸」のあんこを、ベーカリーショップ「パンストック」のパン生地で包むという〝うまかもん〟コラボのあんぱんが、数量限定で販売されましたが、早々と売れ切れてしまい、残念ながら味わうことができませんでした。

「博多うまかもん市」は、当地の食品の新鮮さ、味の良さ、安全性をPRし、ふるさとの味の発見や、消費拡大を目指すとともに、福岡を代表する名物を目的として開催されている食品祭りです。

これからも、当組合員が「うまかもんづくり」に知恵を絞り、積極的に取り組み、そんな中から新たなうまかもんも誕生して、イベントの来場者の皆様にも、「よかうまかもんばい!」と、お求めいただけることになれば幸いです。

 福岡市菓子協同組合事務局・山下多美子