京都府レポート

2018.04.19

京菓工組青年部熊本研修旅行

現地小学校でお菓子教室開催

熊本市の小学校で菓子教室 京都府菓子工業組合青年部は、2月18日、19日に一昨年熊本地震で被災された地域周辺へ部員17名で研修旅行へ行った。18日は空港到着後すぐに熊本地震の語り部をされている方と合流し、阿蘇山などバスで移動しながら被災時の状況などお話し頂いた。

2月19日には熊本市立尾ノ上小学校にて、菓子教室を行った。5年生120名の参加。体育館に集まり、上田孝博氏による京菓子の講演後、生徒6人ずつに分かれ、練り切り「桜」「菊」を青年部員とともに作った。始めに手本として、上田悟史氏が生徒の前で実演。徐々に完成していく様子に驚きや拍手がおこった。青年部員のサポートのもと、生徒全員が練り切りを完成させた。生徒のなかには「京都がどこにあるのかも分からないけど、和菓子作りが面白かったので一度行ってみたい」など今回の体験を通じて、京都への興味のきっかけにもなった。

㈱お菓子の香梅を見学 菓子教室終了後には熊本県のお土産「誉の陣太鼓」で有名な㈱お菓子の香梅へ見学に伺った。熊本地震により被災された現場を含む工場全体の見学、副島隆会長による創業期からの会社紹介、工場長からは熊本地震発生時の状況や対策について細かくお話頂いた。今年の4月には地震から2年が経つが、まだ工場内には建物の補強パイプが組み立てられ、被災のため使用できない部屋もあった。工場の建て替えなど、完全復旧までにはまだ時間がかかるが、創業者副島梅太郎氏の「お菓子の平和の使者です」という言葉通り、被災した人達に甘いお菓子で元気になってもらいたいという思いを直接伺うことができた。部員それぞれ、菓子屋としてどうあるべきか改めて考えた。

 京都府菓子工業組合青年部広報・武中俊樹