青森県レポート

2018.04.19

菓子まつりは皆を元気にできる

八戸いちごのおいしさPR

八戸いちご親子クリスマスケーキづくり 青森県八戸市は、震災で甚大な被害を受けました。苺生産者の市川地区は、海岸地域にあり壊滅的な津波被害に陥り生産が止まりました。復興に取り組み軌道に乗るのに三年の月日を要しましたが、他地方からの流通ルートが確立して販売に苦慮いたしました。

そこで八戸市は消費者に「八戸いちごはこんなにも美味しいんだ」を浸透させることをスローガンに掲げました。

八戸市農業経営振興センターを中心に活動することになり、その一環で菓子業界に何とか打開策に協力してくれるようにと要請がありました。

お菓子は皆を笑顔いっぱいにできるものですので、中断していました菓子まつりを行いましょうとなりました。

八戸市、商工会議所、苺生産者、調理研究家、こども育成団体など力を合わせて八戸ポータルミュージアム「はっち」を会場にしまして、冬いちごの生産が始まる初冬に開催していますが、市民の「今年はいつ開催されるのですか?」と問い合わせが寄せられる程に一大イベントに成長しました。今回は、平成29年11月25〜26日に来場者を約8000人数えることが出来ました。年々盛況になり、市民に浸透して嬉しい苦情を寄せる方も多数あり、役員が対応に苦慮する様になりました。

新作八戸いちごスイーツ発表会、スイーツバイキング、八戸いちご親子クリスマスケーキづくり、各店商品販売、実演八戸いちごドーナツ、量り売り八戸いちごバームクーヘン販売などに市民が殺到して盛況でした。また喫茶コーナーで試食して、お土産に購入する方など笑顔いっぱいでした。

菓子コンクールは会を重ねるごとにレベルが上がり、後継者育成に貢献していると思います。市民投票による大賞を設け、今年は950通の投票がありました。感想文を記入する項目に「毎年楽しみしております」「お菓子で出来てるの?」「青森県でこのような職人がいるんだ」「私は貴店のファンです」など記入があり、出品者にコメントを伝えることで制作意欲に一役かっていると思います。

そしてこのコンクールは他県より来場して下さいますので、店にとって良い宣伝になると思いますので、岩手県秋田県のお菓子屋さんも出品して下さる様にお願いします。

菓子まつりを毎年開催するには、役員をはじめ組合員、青年会、洋菓子協会、問屋さん、メーカーさんに多大なご協力無しでは出来ませんので、この場を利用して厚く御礼を申し上げます。

 青森県菓子工業組合副理事長(八戸支部長兼任)・志村一雄