京都府レポート

2018.02.16

商標についての研修会を開催

使用し続けてこそ価値が生まれる

新年研修会 京都府菓子工業組合では平成30年1月15日(月)に新年会並びに新年研修会をANA京都クラウンプラザホテルで開催致しました。

 今回の研修会は京都商工会議所との共催で、商標についての研修会を、みのり特許事務所より所長で弁理士の徳岡修二様にお越しを頂き、組合員約70名参加のもと約1時間の研修を行いました。

 まず初めに、商標とは何かの説明から始まり、登録商標についてどのような商標が登録できるのか具体的な例を挙げて説明を頂きました。

 あと指定商品における商標権が及ぶ範囲や類似商標について、また平成4年より導入された役務商標についての説明も頂きました。

 この役務商標は菓子を販売するサービスに対して屋号などの名称を登録できるもので、会社名などはある程度の地域でしか同一名称を使えませんが、この商標で登録すれば全国で適用できるので、全国展開をされているお店には必須の商標と言えます。

 次に京都府菓子工業組合で取得している、「京菓子」「京飴」「京せんべい」の地域団体商標については、その取扱い方法や注意点、今後の活用方法をお聞きしました。

 最後に商標は使用しなければ取り消しをされる場合もありますが、商標は生き物であるといわれる通り商品やサービスと共に成長し、使用し続けてはじめて権利や価値が生まれてくるもので、ブランドを構築していく上ではなくてはならないものであります。

 質疑応答では、商標権が及ぶ範囲やその影響についての活発な質問があり、組合員の関心の高さが伺えました。

 まだまだ商標は複雑で理解されていない所も多いので、引き続き今後はもう少し踏み込んだ商標の勉強を、組合でもしていく必要性を感じました。

 京都府菓子工業組合理事長・横山長尚