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全菓博・三重受賞菓子試食研究会開催

全国の銘菓を一斉試食

全菓博で機関賞を受賞された全国のお菓子 青森県菓子工業組合では、「第27回全国菓子大博覧会・三重」において、機関賞を受賞された全国のお菓子の中から、40社41種のお菓子を取寄せての「試食研究会」を7月20日に開催致しました。

 この事業は、全菓博・三重に参加するにあたり、助成申請しております〔公益財団法人むつ小川原地域・産業振興財団〕より『お菓子のお祭りだから、全国の菓子組合が参加するからと言って、ただそれに参加する、参加しなければいけないというのではなく、参加した後、それが今後の菓子屋の営業にどう繋がっていくのか、どう活用できるのか、参加するからには活性化を考え事業実行しなければいけない』というアドバイスの基、計画し実施致しました。

 お菓子を取寄せするにあたり、全組合員へFAX配信事業の「かしつうしん」にて、食べてみたい商品を募集し、その中より取寄せ可能な商品を事務局より該当店へ連絡発注、また、半数近くはオンラインショッピングを活用して発注手配致しました。

 取寄せしたかった商品の中には、季節限定も多数あり断念した商品や、また、数量が多くて発送をお断りされたお店も1店舗ございました。(大き目なお菓子、高額になるお菓子は切り分けての試食を検討、その他の切り分け困難な菓子については、入り数、若しくはバラで30個前後手配)

 しかし、開催日がお盆菓子の仕込み等で菓子店の多忙期と重なり、思っていたよりも参加者が少なめで、参加した方から「もう1週間早ければ、もっと参加できる人がいたと思う」との声があり、その点ではまたとない事業だったので残念でした。

40社41種のお菓子を取寄せて試食 しかしながら、取寄せた菓子のどれもこれも皆素晴らしく、外見、味、パッケージ、価格に、試食している方々から色々な声が上がっておりました。「これは本当に有名、流石!」「なに!これ!」「ん~、想像以上に甘いね」「本物の果物よりも高い!!(値段)」「ほっほ~、考えるものだね」「おっ!○○の○○だ!」等々。また「事務局も遠慮していないで、ちゃんと全部食べてみないと駄目だよ。菓子屋もそうだけど、事務局も同じだからね」と、役員の方が空いた箱に沢山取り分けてくださったので、数点食べられなかったお菓子もありましたが、私も本当に沢山のお菓子を試食する事が出来ました。当然その場では全て食べきれないので、数日かけて頂き、しっかりアンケート記載致しました。(お菓子って、本当に幸せになりますね)

 このように菓子店を営む方々が、全国の多くの菓子を一斉に試食できる事は、滅多にないことだと思いますし、参加者の皆様のお顔がにこやかで、笑い声が最後まで絶えなかったのが印象的でした。「試食研究会」は、参加していただいた方々にとても好評でした。今後も、特に一般の組合員の方々が奮って参加できる事業を検討、実施できればと思います。

 また、お菓子を発送していただいた各都道府県の組合員のお店の方々からも、発注個数以上に、余分にお菓子を入れてくださったり、価格のサービスもして頂いたり、中には購入額に対しビックリするほど多すぎる値引きをしていただいて「どうぞ、定価でお願いします」と、こちらから連絡した方もいらっしゃいました。各お店のお心遣いに感謝しきりでおります。また、直接電話にて注文したお店には「試食会」の説明をしつつしたのですが、オンラインショップ経由で発注したお店の中から「菓子組合から注文が来るのは初めてなので、どういった用途にお使いになるのかお伺いしたい」との問合せもあり、説明をさせていただいたりもしました。

 取り寄せさせていただいた各お店の皆様にも、それぞれにお礼を申し上げたいところですが、本文にて感謝の意とさせて頂きたく、開催から日も随分と経ちご無礼とは存じますがご容赦頂きたくお願い申し上げます。

《開催方式》
・会場入り口付近に取寄せたお菓子をセッティング。
 ※プレートに「店名、商品名、受賞名、所属菓子工業組合名」を記載。
・参加者全員へ試食後提出用のアンケート用紙と、支度した菓子が食べきれずに残った場合に、お持ち帰りできるように組立箱を入れた手提げ袋を配布。※アンケート提出期日は2週間後まで。
・参加者各自で自由に試食、歓談。
・試食研究会の後は別途懇親会を開催。
 【試食研修会は「全菓博・三重」において受賞された、青森県菓子工業組合員の伝達式の後に開催しました】

 青森県菓子工業組合事務局・木村文子

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