山梨県菓子店

2017.08.17

金精軒の「水信玄餅」

広告費0で売上げ倍増

金精軒 本当にこんな事あるの?とおっしゃる方が在るかも知れませんが本当です。

 当社の事例をお伝え申し上げ多くの菓子店さんが実践して頂けましたらと思います。その商品は、6月から9月までの土曜と日曜にだけ販売する「水信玄餅」です。今年の場合ですと述べ35日の販売となります。

 この商品を最初にお客様に提供したのは平成24年の7月の海の日でした。韮崎市の支店の「夏のイベントに夏らしいお菓子」をと、ちょうど一週間前に水が固まるギリギリの寒天配分で作った透明の水玉のような水菓子で、試食してみると食べているのか飲んでいるのか解らないそんな触感の「水」菓子です。そんなお菓子ですが名前も決まらず、イベントのお菓子だからと軽い気持ちとどうせならお客様に名前を付けて戴こうと決まり、ご提供いたしました。

水信玄餅 数人のお客様から金精軒のお菓子で、水の様だから「水信玄餅」かな?とのご提案があり、元々イベントのためのお菓子で日持ちどころか、10分程で離水が始まるためと、ご注文を伺ってから準備をする都合で人手が揃う土・日曜だけの商品として、9月末に初年度は販売を終了しました。

 年が明け3月ごろ「去年の『水信玄餅』は何時から始まりますか」とお客様から問い合わせがあり、4月になるとその問い合わせが増えてきます。(6月になるとお店も暇になるから、6月からかな)と、店側の勝手な都合でご返事をしていましたが〝あの「水信玄餅」は6月から始まる〟と、情報が拡散しはじめ、25年6月1日の土曜日、当店始まって以来「行列のできる店」になっていました。発売からこの間の11ヶ月この商品の宣伝のためにお金を使っていません。販売を停止していたオフの期間、ツイッターやフェイスブックに前年食べたお客様が印象を拡散し、次は何時いつから販売開始だと、どんどん情報が拡散していたのが原因でした。SNS恐るべし。そして、ご来店の客様のほとんどが既存の商品をご購入されますので、本当に売り上げが倍増いたしました。

 店のホームページを作ると金がかかるとお思いのご店主は多いと思います。ホームページを持つことは必要なことですが、SNSは全てお客様が勝手に発信され結果HPの閲覧も増えますが、自社店舗のFBやツイッターは只で作れます。これらの口コミ情報は一瞬にして世界に発信されますので、たかだか人口4500人で老齢化率40%の私の町に、この商品だけで4万人の新規のお客様がご来店します。貴店様のSNS活用を是非お勧めいたします。

 山梨県菓子工業組合・金精軒製菓株式会社・代表取締役・小野光一