宮城県菓子店

2017.08.17

伊達瓦せんべい本舗一茶

仙台城の歴史にちなんだ名物せんべい

伊達瓦せんべい本舗一茶のせんべい 二人目は、東日本大震災以降の困難な時期にも宮城県青年部を支え続けた前部長(現顧問)の佐藤明さん。

 佐藤明さんが代表取締役社長を務める「伊達瓦せんべい本舗一茶」(いっさ、有限会社一茶)は、大正12年に宮城県仙台市青葉区宮町にて創業され、仙台城に所縁のある「伊達瓦せんべい」で有名な煎餅一筋の会社です。

 関ヶ原の戦いが終わった1601年、藩主伊達正宗は徳川家康から伊達62万石に封ぜられ仙台城を築城しますが、全て豊臣秀吉の聚楽第に模して築かれ、城の四隅に本瓦葺きの三重櫓。この時用いられたのが仙台として最初の瓦であり、銘菓「伊達瓦せんべい」はこれに因んだものだそうです。

 同社の看板商品は、勿論「仙台銘菓伊達瓦せんべい」で、厳選した小麦粉に上白糖そして蔵王山麓で育てられた栄養豊富な卵を使用し、創業以来守り続ける技術により作られる逸品です。同商品以外にも「仙台みそ」のように地元の素材を活かした煎餅や「うす焼きせんべい」など現代の嗜好に合わせた商品の開発にも熱心です。

 ご本人に話を伺うと「高校卒業後は自動車販売会社や物流機械販売会社に勤務しており、妻との結婚を機に平成9年に一茶を継承しました。勿論初めての経験ばかりでしたが先代から色々なことを教わり、今の自分があります。あまり辛いことはなかった気がします」と涼しい表情で語ってくださいました。一見クールでありながら周囲を上手に纏め上げる人柄で、今後もご本業の発展のみならず青年部を温かく見守ってくださることと存じます。

 全菓連青年部東北北海道ブロック長・長谷川浩一郎

店舗データ

佐藤明さん伊達瓦せんべい本舗一茶
仙台市宮城野区二の森3-62
電  話:022-792-6778
営業時間:10時~18時
(日曜・祝日休み)