香川県菓子店

2017.08.17

株式会社志満秀

会社紹介と今後の目標

えびチーズフォンデュ 私ども「株式会社志満秀」は1950年創業、本年で67年目を迎える〝えびせんべい〟製造販売会社です。最初は瀬戸内の海の幸を材料に海鮮珍味の製造販売を主としてスタートいたしました。当時のメイン商品は「えびてつ」。この商品は瀬戸内の小海老を原材料として甘辛い味付けの所謂、えびの珍味でした。当時は大変人気を頂きまして順調に販売も進んで行き、会社の看板商品として認知を頂いておりました。この「えびてつ」は当時の「農林大臣賞」まで受賞して一時期は〝海老珍味の志満秀〟と地元では認識を頂いていたのです。

 その後、1988年に香川県・岡山県に瀬戸大橋が架橋され、それを機に沢山の観光客が四国に訪れる事になりました。架橋を盛り上げるための瀬戸大橋博覧会が香川・岡山両県で開催され、弊社も博覧会に出展をして自社商品をPRする機会を得る事ができました。その様なチャンスもあり、地元観光土産も大勢のお客様に認知されて、販売も順調になって行きました。その当時はもう海産珍味のようなものは下火になっており和菓子、洋菓子のようなジャンルが人気でした。弊社も海老の珍味製造過程のロス材料を使用して「えびせんべい」を商品として開発、販売をスタートいたしておりました。この機会を絶好の機会だと捉えて自社のえびせんべいをPRすることに集中いたしました。

 その後、PR効果の影響もあり弊社のえびせんべいの認知も上がってきたのがはっきりと感じる事が出来るようになりました。そして架橋を機に事業所を岡山、大阪、東京と設けて行きました。販売先にはデパート、大手量販店、専門店など様々なお得意様を持つ事ができ順調に販路を拡大する事ができました。

 その後、お客様のニーズにマッチし、時代に合った商品開発を心がけて参りました。

 最初は「えびせんべい」がメイン商品でした。この商品は海老の殻を取り除き、その身だけで焼き上げる素朴で素材を活かしたシンプルなものでした。その後、えび姿焼き、えび小笹、えびふた焼きなど味も食感も様々な商品を開発して、どの商品も人気を頂いてまいりました。また、そんな人気商品のアソートが大変人気を頂きまして、弊社の看板商品として全販路にて取り扱って頂けるようになりました。

クアトロえびチーズ ここ数年は若い年齢層、特に女性のお客様に喜んで頂けるような商品開発にターゲットを絞り込みました。様々なアイディアを出しながら試作をしていく内に、えびとチーズの相性がとても良いことに気づきました。チーズには沢山の種類があり、えびせんべいとの相性とか、そのチーズ自体の認知が広いもの、そうではないもの、いろいろと検討した結果、最終的に「クアトロえびチーズ」が生まれました。

 「クアトロえびチーズ」は、若い女性に人気がある商品です。

 その理由の一つは、そのカラフルなビジュアルです。クアトロの文字通り、4種類、ブルー・オレンジ・グリーン・イエローの綺麗な発色をしたえびせんべいが目を引きます。また、4種類のチーズ、ゴルゴンゾーラ・カマンベール・チェダー・モッツアレラを使用しています。それぞれに味とカラーの特徴があり、見て楽しんで、食べて楽しんで頂ける商品です。

 今後は和菓子、洋菓子のジャンルを越えた新感覚のお菓子を開発していく事が必要だと感じています。今の流れの速い時代に乗り遅れる事の無いように、一生懸命努力を続けて参りたいと考えております。今後ともご指導、ご鞭撻をいただきます様お願いを申し上げます。

 香川県菓子工業組合理事・島光男