宮城県菓子店

2017.07.18

延命餅本舗

都会化が進む仙台駅周辺にある

延命餅本舗 創業は1930年(昭和5年)。今年で87年という歴史のあるお餅屋さんで、当県組合常務理事の今野英夫さんが三代目を継承している。仙台駅東口から近くそしてお寺さんが多い地域でもある。店頭に並ぶ商品は草大福、田楽餅、桜まんじゅう。それから毎日お客さんが列を作る、主な商品である「延命餅」の由来は、「お隣の阿弥陀寺さんの延命地蔵さんからいただいたんです」とのこと。延命餅とは「白大福餅」のことだそうです。宮城県産の餅米「みやこがね」を使っているそうで、ご夫婦、四代目の英俊(息子さん)夫婦四人で、朝5時から仕込みが始まるそうです。

延命餅本舗店内 延命餅は、一つ一つ餅の中に餡を入れて優しく包むように仕上げていくとのこと。その数200個~300個ほど。添加物を一切使用してないので、朝作った大福餅が売れれば店を閉めます。お客さんが行列してまで手に入れたい人気商品なのです。

今から二十年近く前、元全菓連故古谷理事長さんがご健在のころ技術講習会で仙台を訪れました時に、当県前理事長の遠藤さんとお店に寄らせて頂いた記憶がよみがえりました。もちろん並んで購入させて頂きました。

昔小豆を使った料理は無病息災や魔除けを祈願する年中行事で食され、大福は福の字にあやかって、今も節分など厄よけ行事などに配られることが多いそうです。

 宮城県菓子工業組合事務局・佐藤あや子