岡山県レポート

2017.06.19

組合員の皆様に感謝と報告

お伊勢さん菓子博2017を終えて

出展商品 今回の菓子博を終えて本当にほっとしました。ここで、この紙面を借りて岡山の組合員の方に岡山の現状をお伝えし感謝の意を表したいとと思います。

 私、過去3代の理事長に理事として組合運営に関わってまいりました。ここ数年来で一番感じますのが、組合員の減少とそれに伴う財政的な逼迫です。組合の資金源としては、組合費、賛助会費、保険などの手数料、全菓連の利息配当等がありますが、現在大きな収益事業を行っていませんので、ここ数年は赤字決算が続いております。この赤字を埋めるのが数年毎に行われる全国菓子大博覧会による収益でした。

 ご存知のように今回は三重において、総事業費12・8億円、経済効果130億円を目標に行われ、来場者数は584,100人でした。

 岡山においては、協賛金をはじめ出展品数88品、褒章審査申込43品など他県に負けない協力ができたものと自負しております。工芸菓子の部で宗家源吉兆庵の「彩華瑞鳥」が名誉総裁賞を受賞しました。一般菓子の部では、全国で2175品がエントリーし372品が機関賞に選ばれ、岡山では5品が受賞しました、(名誉総裁賞は佐藤玉雲堂の「花柚子」、清風庵の「白桃ゼリー」、中小企業庁長官賞はくらやの「加茂川鮎」、食料産業局長賞は 浦志満本舗の「本酒むし小福まんじゅう」、観光庁長官賞は当社の「細谷川」。今回の賞は本数も少なく、1次審査を行なわない、より厳正な審査でした。従って、その商品は評価も高く自信を持って販売向上につなげて頂きたいと思います。

 しかし、今回の博覧会参加は好結果をだせたものの、今後の厳しさも感じるものでもありました。岡山の皆様には、その実情報告と今後のお願いをしたいと思います。博覧会への参加は、博覧会予算の各県負担や商品等展示負担を伴います。当初審査申込数は集まるのか?展示協力も6品、全く予算がたたない状況でした。そこで特別協賛というかたちで組合員に再出資の願いをいたしました。岡山というのは、いざ、という時には力になってくれる仲間がいるもので、感激をいたしました。ここで、あえてお名前を挙げさせて頂き感謝の意を表したいと思います。(源吉兆庵、廣榮堂本店、敷島堂、白十字、橘香堂、國和産業、大手饅頭伊部屋)そして、一般菓子審査申込も43品となり、機関賞5品、大会賞17品が受賞されました。栄えある機関賞を受賞された方からも協賛を頂きました。岡山県や他の市町村にも協力を頂きました。紙面の関係で全てを紹介できませんが、他にも組合員様の協力を頂き、岡山の責任を果たすことができました。この場をお借りしてお礼を申しあげます。

 今後、博覧会への参加、ひいては組合運営すら厳しい時代がくるのではないかと危惧される状況でもありました。組合員の皆様のご協力をお願いいたします。以上博覧会、組合現状報告とさせていただきます。

 岡山県菓子工業組合理事長・宮武孝昭