北海道レポート

2017.04.27

海外へのテスト輸出

香港など4地域の商談会に参加

北海道産品展示即売会ブース 北海道庁ではスイーツを含めた北海道産食品の輸出拡大を目指し、平成28年度「新規市場食需要開拓推進事業(機能性食品・スイーツ)」を実施しており、当組合も12月香港、1月シンガポール、2月台湾・タイと4地域へスイーツのテスト輸出、商談会へ参加(お菓子のみの販売協力も含む)いたしました。

このうち、香港での商談会について報告いたします。

香港ではホンコンフードフェスティバルの北海道庁出展ブースに組合員数社の商品を取り扱ってもらいました。会場は開場前から行列が出来るなど連日沢山の来客で溢れていました。日本の果物、ウイスキーなどの酒類のほか、北海道の海産物、お菓子(半熟タルトなど)、牛乳も販売されており、どの食品も人気があるようでした。ブースでは組合員のお菓子のほか、健康志向の飲み物、ドレッシング、ポテトチップスなど北海道の食材にこだわった食品が並んでおりました。

来場者の方に北海道産ならではの魅力をその場で色々と伝えるのは難しく感じました。クッキーやチョコクランチ、大福は香港でも定番のお菓子であるようですので商談で試食品をお渡したバイヤーを通じて販売の機会が増えることを願っています。羊羹は香港ではあまり食べないとのことでしたが、日本を訪れたことがあり羊羹の美味しさを理解されている地元の方が買い求められていたのが印象的でした。

すぐに効果は出なくても今回のような機会をつなげて意欲のある組合員のお菓子の輸出販売に結びつけば良いと強く感じた商談会でありました。

海外輸出には、価格、取引条件、物流の問題等、企業での取り組みにはかなりの負担があり、難しい印象を受けていました。今回の商談会を通じて現地のお土産を専門に扱っている企業等に期間を決めて自社商品を少ない単位でも販売してもらいお客様の反応をみるようなところから始める方法もあることを学びました。北海道内の菓子メーカーでも、海外展開への取り組みが広がっています。今後もテスト輸出、テスト販売の機会があれば輸出に興味のある組合員の参加を呼びかけていきたいと思います。

 北海道菓子工業組合事務局長・渥美さよ子