静岡県レポート

2017.04.27

第2回『春季例会』開催

講演会・試食会など実りある会に

講師の「株式会社榮太樓總本鋪」取締役会長(全国和菓子協会会長)細田治様 去る2月24日(金)新年会に替わる「第2回春季例会」が静岡県和菓子協会と共催により静岡市クーポール会館で開催されました。この例会は従来の新年会とは異なり新しく真の組合活動を目指すもので組合は組合員が自ら作り上げていくものとして企画されました。先ず3Kの廃止の実行です。①業者や役員からの寄付や御祝儀。②コンパニオンによる接待。③カラオケ宴会の3点をやめたのです。その代わり学習と意見交換、交流の場を増やしました。例会は三部構成で行い、第一部は講演会、第二部はお菓子試食会、第三部が交流会となりご来賓や講師の方々にも出席して頂き飲食を共にしながら歓談を愉しみ交流を深めます。

第一部の講演会の講師には永く暖簾を守り繁栄を続けられる菓子店主に継続の秘訣をお聞きしたいと前回は、伊勢市の『株式会社赤福』会長の濱田典保様をお招きして「長寿企業に学ぶ、永続する菓子屋の秘訣」と題して御講演を頂きました。今回は東京日本橋の『株式会社榮太樓總本鋪』取締役会長細田治様に「江戸の粋とお菓子」と題してお話をして頂きました。生粋の江戸っ子がユーモアたっぷりの粋な話に興味津津で引き込まれていきました。細田様は全国和菓子協会会長でもあることから菓子の原材料から業界の現況について詳しく講演していただきましたので、皆さん、熱心にメモをとりながら聴講されておりました。豊富な話題と巧みな話術に再度講演をお願したいと大勢の方から要望が出ています。

第二部 お菓子試食会会場 第二部はお菓子試食会です。これは、参加者が自店の自慢のお菓子や試作品などを持ち寄り会場に展示したあと、参加者がそれぞれ関心のあるお菓子を試食します。そこでお互いに説明や質問が行われるのですが、その内容も製品のことは勿論、原材料、使用機器、包装や栞、価格等多岐にわたっています。この企画は当初、皆さんの賛同が得られるか大変心配されましたが「案ずるより産むが易し」のたとえ通り、皆さん積極的に協力してくれました。仕事に対する情熱がひしひしと感じられ頼もしく、お互いに切磋琢磨し情報を交換することでそれぞれのお店の繁盛、そして業界への発展につながっていくものと期待されます。

第三部は立食パーティ形式の交流会です。椅子に座ってしまうと動きが鈍くなります。気軽に皆さんが交流できるようにしました。時間の経過とともに椅子に腰を掛ける方も増えてきましたが立食の意義は十分に発揮されたと思われます。

組合活動に消極的な方の理由に「メリットが無い」が多いと聞きます。何事もそうだと思いますが、組合が何をしてくれるのかではなく、自分が組合に何が出来るかが大切ではないでしょうか。「メリット」は自分で掴み取るものです。組合活動にもっと積極的に参加して「メリット」を感じとって下さい。役員一同お役に立つよう頑張っております。

 静岡県菓子工業組合副理事長・森田紀