福島県レポート

2017.01.19

平成28年度「和菓子講習会」を開催

小豆を使ったお菓子を中心に講習

(上左から)五穀大福・もっちり焼饅頭・銅鑼焼(下左から)かぼちゃ蒸し羊羹・抹茶浮島・味噌松風 福島県菓子工業組合(理事長吉原幸一)では、福島県和菓子協会と2団体共催で、組合員・会員の商品開発技術力向上と売上アップに資するため、昨年11月8日(火)に、会津若松市の㈱二丸屋山口商店「キッチンスタジオ」をお借りして、平成28年度「和菓子講習会」を、40名の多くの方々のご参加をいただき開催しました。

 講師は、東京製菓学校和菓子科の長谷川献先生にお願いいたしました。

 長谷川先生は、東京製菓学校で教鞭をとる傍ら、菓子研究団体である日本菓業振興会の技術部長として、日本のみならず海外においてもご活躍され、和菓子を通して日本文化の紹介に努めるほか、数多くの賞を受賞するなど、新進気鋭の講師であり、今回は、小豆を使ったお菓子を中心に講習をしていただきました。

 当初は、5品の講習予定でしたが、長谷川先生のご意向により、当日、1品が追加となり、①「五穀大福」、②「もっちり焼饅頭」、③「銅鑼焼」、④「かぼちゃ蒸し羊羹」、⑤「抹茶浮島・大納言入り羊羹の流し合わせ」、⑥「味噌松風」の6品について、講習をしていただきました。

 参加者は、長谷川先生の懇切丁寧な製法時のポイントなどの説明に耳を傾け、モニター画面に映される手順にも注視しながら、熱心にメモを取っていました。

 長谷川先生には、参加者からの質問に、その都度丁寧にわかりやすく説明いただくとともに、小豆の作況状況などにも言及され、当面は在庫で必要数量は確保できるかもしれないが、ここ数年の豊作により作付面積が減少しており、2、3年後には供給量不足となるおそれもあるので、今のうちから必要数量確保策を検討するよう、参加者にアドバイスをされました。

 参加者のアンケート結果においても、「説明が丁寧でとてもわかりやすかった。」、「基本的な素材の話や製法をわかりやすく話していただいたのでよかった。」、「基本から応用まで大変勉強になりました。」など、参加者から高い評価をいただいております。

 参加者の多くから、本講習会を継続して開催してほしい旨の要望があり、本講習会を引き続き開催し、組合員の商品開発力向上と売上向上に寄与してまいりたいと考えております。

 福島県菓子工業組合専務理事・佐藤芳男