長野県レポート

2016.12.21

「信州安曇野 新そばと食の感謝祭」に参加して

新そばと食の感謝祭に出店 平成二十八年十一月五日(土)、六日(日)の両日、日本アルプス総鎮守として知られる「穂高神社」において、長野県安曇野市商工会主管による「新そばと食の感謝祭・農林業まつり」に我が安曇野菓子製造組合が出店致しました。この大イベントは地域経済における産業全体の振興強化を目的に、安曇野市制施行十周年を記念し始まった「農林業まつり」と合体したものです。地元の米、野菜、果物、ワサビ、漬物、地酒、そば、菓子等を広く県内外へ発信、販売し約四万人もの来場者を集める本年四回目の大きな催しとなっております。

 当組合も第一回より、希望者を募り参加しており、銘菓コーナーでは各店自慢の菓子やパン、どらやき、各種和洋焼き菓子等を販売。そして「安曇野やさいスイーツフェア」のメンバーと合わせて十二店の品々がブースの賑わいに花を添えました。このスイーツフェアは安曇野市の主管により七年前より開催。市内の組合員菓子店、ホテルやカフェ等で構成されておりその年ごとにテーマとなる野菜を決めて製作、販売しております。これまで穂高ワサビ、トマト、有明かぼちゃが採用され本年は北アルプスからの清流と水はけの良い土壌で、寒暖差のある気候と豊富な日光を浴びた「サツマイモ」を使ったスイーツ、プリン、タルト、ロールケーキ等が販売されました。

 また昭和四十二年に設立された当組合が本年度五十周年を迎える記念の年となることから、組合としてのイベントとして、同じブース内にて蒸しまんじゅうの実演販売を行いました。かねてより五十周年記念イベントを模索しておりましたが、三十軒程の小さな組合の為、単独での企画や運営は困難との意見もあり、組合行事としてこの感謝祭での合同イベントとして実現致しました。

安曇野やさいスイーツフェア 初日は(有)丸山菓子舗様によるそばまんじゅう、二日目は丸本製菓様による温泉まんじゅうを販売。地元産の新そば粉や小麦粉をふんだんに用いその場でセイロを使った加温販売を実演し、創立五十周年にちなんで五十円で販売致しました。両店にはご無理をお願いしての破格の大サービス販売とさせていただおかげで売れ行きも良く、予定数を午後早々には売り切り、大人気を博しました。十一月の寒さにはやはり湯気の立つおまんじゅうは好評で、子どもから年配の方まで年齢層も幅広く、その場で召しあがる方、お土産として持ち帰るお客様など多様に見受けられました。

 二日間を通して各々のコーナーごとに当番を決め、地元大学生の応援も得ながら販売スタッフとして全員が接客に携わりました。また、日ごろは直接店頭に立つことのないメンバーもこの日ばかりは大きな呼び声を掛け、お客様の応対に追われました。終了時には、組合員内でも普段交流のない販売店同士の新たな交流となり、他店の菓子の魅力に触れることができた、直接消費者の方と接して勉強になったなどの思わぬ成果も生まれました。

 今後も行政、商工会、各種団体のお力を借りながら、今回のようなイベントに参加していくことで、お菓子の販売は元より組合員のお菓子を通して地域振興の小さな一助となればと願っております。

 長野県菓子工業組合理事安曇野支部長・原野昌明