佐賀県レポート

2016.10.17

有田陶器市に開店

佐賀銘菓コーナー

陶器市期間限定ショップ 2016年、日本で最初の磁器である有田焼が誕生して400年を迎えました。本年は国内のみならず海外でも400年の歴史を振り返り有田の未来の扉を開くため、年間を通して記念イベントが開催されています。その中でも最大の規模を誇るのが、毎年4月29日から5月5日まで開催される「有田陶器市」です。有田のメインストリートを中心に様々な陶器を扱う店が並び、本年は期間中120万人の人出で賑わいました。

 この記念すべき年に私ども佐賀県菓業青年会は有田の焼き物商社の青年部組織「有田焼卸団地協同組合青年部」様の協力を得て「有田陶磁の里プラザ」内のテナントを借り、陶器市期間限定ショップを開店しました。

丸ぼうろの製作実演 まず開店するにあたり、3月に両組織の顔合わせをし、器と菓子という切り離せない関係性のなか、どのような企画が喜ばれるか話し合いました。その結果テナントにオーブンを持ち込んで佐賀銘菓「丸ぼうろ」の製作実演、有田焼と佐賀の菓子の詰め合わせ「肥前菓子右衛門」(300箱限定)を販売することに決定しました。2つの目玉企画が出来たものの、テナントは15m×15mは優にあり、まだまだ物足りない店内です。そこで20社程あるメンバーのお店の菓子を3アイテムずつ持ちより、備え付けの什器に陳列し、百貨店の全国銘菓コーナーならぬ佐賀銘菓コーナーを設えました。店内のレイアウト「肥前菓子右衛門」のパッケージも予算の都合上外注することが出来ず、すべてにおいて我々で準備し、デザインし当日を迎えました。

 佐賀市内ではイベント等で結構見慣れた丸ぼうろの製作実演ですが佐賀県西部の有田、ましてや全国から来られた焼き物ファンのお客様には新鮮に映ったようで期間中は焼きたての丸ぼうろの甘い香りに誘われたお客様が列をなし、その美味しさに大変喜んで頂きました。また「肥前菓子右衛門」もお店の垣根を越えたこの期間だけの詰め合わせということで大変好評を頂きました。

 現在11月に開催される「秋の陶器市」出店に向けて、新たな企画を模索中です。個店では出来ない青年部のスケールを生かした事業を構築し、陶器と組み合わせることで新たな菓子の可能性を切り開きくことが出来ればと考えております。

 佐賀県菓業青年会・大串久昭