福井県菓子店

2016.10.17

新幹線開通への期待

五月ヶ瀬のチャレンジ

株式会社五月ヶ瀬 今の日本全体を見渡せば高齢化により、団塊の世代以上の年代が全人口の4分の一を占め、消費市場も115兆円を超える時代となった。その世代の金融資産は世帯平均で2000万円を超える。これからは資産を持っている世代が老後を謳歌する時代とも言え、私は更なる成長が期待できる時代が来ていると考えている。

五月ヶ瀨煎餅 近年インフラの利便性の向上により、大都市に一極集中していた市場はより地方へと平準化し、実際に隣県である石川県に新幹線が開通して2年目を迎え、金沢の街を見渡しても県外の観光客が増えた。とりわけ開通に合わせた金沢駅の改修により、駅構内の土産物の販売は売り上げが3倍にも増えた実績がある。そしてようやく福井にも平成34年に新幹線が開通することとなり、これからの市場拡大に期待が募る。

 その他にも新幹線開通によるメリットとして、富山県では本社機能の移転促進として助成金を出して多くの企業を誘致しているため、代表する企業としては「YKK」が再度地元富山に根を下ろすこととなった。こういった動きは地元で更なる雇用を増やし市場の活性化に繋がっているだけでなく、むしろこれからは地方都市であっても関東圏へアクセスが容易なビジネス圏になったと言える。

 我々「五月ヶ瀬」は地方の一企業として、高齢者向けの需要と商圏の拡大に対応出来るか否かが今後の成長の大きなチャンスと捉え、これからは多様な経験を経てきた高齢者と、多大な情報を得てきた都会エリアからの人達へチャレンジしていかなければならない時期が来たのではないだろうか。より付加価値の高い製品を開発していくことがこれからの命題である。

 今季で「株式会社五月ヶ瀬」が操業をはじめ40年目を迎える事が出来たが、未だ弊社は業界の新参者と捉え「チャレンジャー」としての挑戦をこれからも続けていきたい。

 全国菓子工業組合連合会青年部中部ブロック専務理事

株式会社五月ヶ瀬代表取締役社長・瀬川裕司