島根県レポート

2016.09.16

島根で活躍する和・洋の職人の会

 島根県菓子工業組合は、松江市近郊の和菓子技術者で結成している「松江松和会」と島根県洋菓子協会の「洋菓子研究会」部門と協働している2つの会があります。

 松和会には「選・和菓子職」の認定称号を保有する7名をはじめ多くの1級技能士が所属しており、当組合が運営する島根県菓子技術専門校での講師をはじめ、各団体から依頼された菓子づくり教室の講師・小・中・高・大学への菓子づくり授業の講師、マイスターを永年に亘り務めています。又、年一度開催されている持寄会(松江で和菓子文化の発展をめざす職人たちがその技をいかんなく発揮して作り上げた作品を一堂に集めて審査、展示する会)など広い分野で地域活動をして活躍し、多くの事業を通して子供達に松江の和菓子の魅力を伝えています。近年では高校等に依頼されて地域発の新商品開発の手伝いをしたりしています。

 菓子技術専門校の授業では、生徒も松和会講師陣からの話と実技に熱心に取り組み、作業工程を見て漏らさないようにメモをするなど、熱く充実した時間が流れています。

 今秋には、地元ロータリークラブの依頼で留学生にお菓子の楽しみ方を伝えると同時に、彼らの国々のお菓子の紹介を受け文化の交流を図りたいと思っています。

 一方「洋菓子研究会」には和菓子同様に島根県の洋菓子一級技能士等が在籍しており、マイスターとして小学校・高校生の菓子づくりの講習、郡部店舗への技術供与等に遠方まで指導にいっています。4年前から、島根県の特産でもある皮も食べることができる「シャインマスカット」を使用した洋菓子の研究をしており、毎年子供達を招いて発表会をしています。子供達の食べた時のとても素敵な笑顔を励みに来年度はもっとたくさんの笑顔が見られることを楽しみにしています。

 島根県菓子工業組合事務局・高島佐枝子