宮城県レポート

2016.09.16

熊本地震へ義援金

全菓連青年部 東北・北海道ブロック宮城大会

東北・北海道ブロック宮城大会 第18回全菓連青年部東北・北海道ブロック宮城大会は、7月20日、仙台市江陽グランドホテルで開催され約40名の青年部員が参加した。全菓連からは、齊藤副理事長、他青年部槌谷部長が参加した。

 大会では長谷川東北・北海道ブロック長より「宮城大会は2012年の全国交流会併催以来の大会です。2年前、ブロック大会の開催を隔年すると決定をした以降の、初めての大会になります。会う機会は多いに越したことはありませんが、固定観念ではなく臨機応変に合意のもと進めていくことは、時代に即していると思います。逆に2年に1回しか会えないこの時間を大切にして、素晴らしい時間を作り上げたいと思います」、全菓連青年部槌谷部長より「先月、九州ブロック大会が熊本で開催されました。先般の地震で開催が危ぶまれる状況でしたが、こういう時だからこそ菓子屋が頑張って活動しなくてはという思いで開催されました。町中では崩れかかった家があったり、熊本城は無残な状況です。その中で、ブロック大会を開催することにより、町が元気になればという思いは素晴らしいことと思いますし、お菓子は第三者に感動を提供できる商売だと、心から感じることができました。青年部や菓子屋の仲間の集まりは、集まる事に目的を見出す会ではなく、何かをするために集まっているのであり、その何かが無いのであれば、何をすべきかを考えて行動しなければならないのが、次代を担う青年の役割と考えます。そのために全菓連や全菓連青年部があると考えています。それぞれの立場で地域に必要な事は何かという事を、お菓子を通して活動できれば、青年部や各地のお菓子屋もますます輝くと感じます」、開催県の宮城県菓子工業組合青年部鈴木部長より「今回ブロック大会の開催にあたり、なるべく費用が掛からない大会をめざしました。長谷川ブロック長に次第や進行を教えて頂き、佐藤前部長や部員に助けられ開催に至る事ができました。宮城県の青年部は創部7年目で若輩ですが、皆様と楽しく過ごせるよう有意義な大会にしてこうと思います」と挨拶があった。次に全菓連齊藤副理事長より「地方の商店街は疲弊しています。同じように菓子店も毎年減る現状で残念です。青年部の皆様は、若さが財産ですので、気力・体力・知力を充実させ菓子業界が隆盛、ますます発展されるように頑張っていただきたい。賞味期限の短い生菓子もコンビニ、スーパーに入ってきています。ライバルは同業者ではなく、負けてはなりません。原料をはじめ、地域を活かすことができれば、お客様にご支持ご愛好されると信じなければならないと思います。作って売る強さを再認識して、想像力を活かし繁盛する菓子店になっていただきたい」と挨拶があった。その後、来賓紹介、各道県参加者紹介があった。

 代表者会議の報告事項を長谷川ブロック長より「1・東北北海道ブロックとして熊本地震への支援として義援金を贈ることに決定しました。2・次回のブロック大会の場所が決定し、懇親会で発表します。3・来年9月に仙台で部長他有志が参加する、拡大部長会議として開催する交流会を行います。また、三重菓子博の取組みについて、小沢前ブロック長を中心に意見交換をしました」と発表された。

南京玉すだれ 各道県の活動報告では、北海道小鹿副会長より「2016年北海道菓子フェアが札幌で開催されました。昨年は、北海道新幹線の開業に合わせて、施設の改修や新築等のため多くの部員が多忙のため活動ができなかった」、青森県村上前部長より「愛の菓子運動と産業まつり出店、弘前菓子組合120周年記念がありました。昨年11月八戸の菓子祭りで、実演販売とお菓子教室の手伝いをしました。菓子博は有志でのツアーを検討する」、秋田県遠藤部長より「六甲祭に青年部を中心としたブースを設けて販売しましたが、通行止めで人通りがなく物販に向かず、駅前やその周辺も売り上げが落ちた位ひどい状況でした。他に、生協の一角で7店舗のお菓子を販売しています。1年間経ち、課題を解決しつつ進めています。来年秋田市で菓子祭りを開催する準備で動いています」、岩手県小笠原部長より「昨年、東京で物産品のPRイベントを行いました。情報交換会を2か月に一度の開催を予定しています。菓子博前日の青年部交流会には数名出席をしたいと思います」、宮城県鈴木部長より「毎年クリスマスに、大学病院に入院している子供たちへお菓子を提供しています」、山形県長谷川部長より「総会で、研修と親睦を深めています。4年1回、山形県菓子祭りを開催しており、県組合の一部として活動しています。8月の花笠まつりの前夜祭に菓子教室を担当します。また、お菓子教室は、独自に地域の小学校を回り、個人個人でも活躍しています。三重菓子博には一つの成果を作りたい」、福島県佐藤部長より「ふくしまデスティネーションキャンペーンに出店しました。福島のフルーツを使ったスィーツコンテストを全国に応募をかけて、グランプリ品を各店で再現して販売します」と報告があった。最後に青年部槌谷部長より「近畿ブロックでは、昨年タイのチェンマイ大学で和菓子教室に取り組みました。来年はベトナムで和菓子教室を検討しています。地元の大垣の小中学校では、ふるさと大垣科という地元を学ぶ授業で、大垣の名物の水まんじゅうづくりの依頼が多数きます。地元の水を活かしているお菓子という事を教えると、愛着がわくので先生方に好評です。日本橋三越で、和菓子の餡という本とコラボした催事を行いました。本に載っている和菓子を想像して、見たくて、食べたくて来た方が多数いらした。今のお客様のトレンドは、和菓子屋でも作り手の顔が見たいという事が分かり、作り手をもっとアピールすることが、これからチャンスがあると感じています」と報告があった。

 懇親会では、長谷川東北北海道ブロック長より、松下九州ブロック長へ熊本大地震に対する義援金が贈られた。次回ブロック大会は、平成30年に青森県で行われることが発表された。また、会場では余興として南京玉すだれの披露があった。