山梨県レポート

2016.08.17

和菓子講習会

出荷量日本一の葡萄と桃で

和泉英喜講師 平成28年6月21日(火)山梨県菓子工業組合主催の和菓子講習会に参加しました。今回の講習会は有料でしたが、参加者で会場はいっぱいでした。普段講習会に参加している方からも「こんなに参加者の多い講習会は、珍しいな」との声を聞きました。

 講習会の講師は、「ふるや古賀音庵」の和泉英喜氏でした。和泉講師は、ふるや古賀音庵の工場長として製造のトップを務めています。実家も和菓子屋であり、兄の和泉光一氏もパティシエとして活躍しています。ふるや古賀音庵は、昭和初期創業の和菓子屋さんです。東京都渋谷区に本店があり、デパ地下や空港等多数店舗展開しています。

教えて頂いた5種類の和菓子 教えて頂いた和菓子は、すずや菓(葡萄)、果の子(葡萄)、旬菓(葡萄)、桃チーズどら、餡プリン(桃)の5種類です。すずや菓は、葡萄クリームチーズ餡を低温つゆくさSで包み、オブパラJでコーティングしたお菓子。果の子は、葡萄餡に白いんげん豆を寄せ赤ワインの錦玉でコーティング、仕上げにオブパラJを塗したお菓子。旬菓は、葡萄餡を道明寺で包み、赤ワインと葡萄のピューレで風味を付けたあかね豆腐でコーティングしたお菓子。桃チーズどらは、桃餡とクリームチーズを混ぜた餡をどら皮で挟んだお菓子。餡プリンは、桃餡を透明露草でコーティング(水餡頭)しミルクぷりんと桃錦玉で流し合わせたお菓子。

 和泉講師が作ったお菓子をその場で試食しましたが、さっぱりしていて食べやすく、且つ葡萄と桃の味がしっかりと出ていました。また見た目も透明感があり、とても綺麗で、暑い季節にも涼し気で食べやすいお菓子です。

 今回は、葡萄と桃のお菓子の講習でしたが、葡萄も桃も山梨県が出荷量日本一です。ここ最近は、地産地消が全国の何処に行ってもうたわれています。これからも出荷量日本一を誇る葡萄と桃を活かしたお菓子づくりに積極的取り組んでいきます。

 和泉講師には、お菓子づくりに大切なこと、また沢山のヒントを教えて頂きました。心より感謝申し上げます。

 甲府菓子工業協同組合理事長・石井勲