長野県レポート

2016.06.20

松本スイーツ

松本の新しいお菓子のお土産をめざす

主要審査員3名による講評(トークショー) 長野県松本菓子組合では、松本らしい新たなお菓子の創造を目指す「松本スイーツ」開発・普及事業に取り組んでいます。*1

 松本市は国宝松本城、旧開智学校などの文化財、また景勝地として美ヶ原高原、上高地等、観光資源の豊富な都市です。観光で訪れる方が多い一方、松本ならではのお菓子として確立されたものがなく、各社各店でそれぞれ独自に考案し販売しているのが現状です。

 そこで松本らしいお菓子をコンテスト形式で公募、選出したものを「松本スイーツ」として認定~そのレシピを市内菓子店で共有し販売していこうというのがこの事業です。松本の新たなおみやげを目指し、またそれを目当てに松本に訪れる人が出るような松本ブランドに育てていくことを目指しています。

 さて、事業スタートは昨年春。「あなたの考える松本らしいお菓子『松本スイーツ』のレシピを送って!」と募集開始したところ、市内外、プロアマ様々な方々から64作品が集まりました。信州みそ、信州そば、信州りんご等、松本ならではの地元の素材を使ったり、色や形で松本らしさを表現するなど各作品それぞれ工夫があり、我々日頃菓子作りに携わる者ではなかなか考えにくい斬新なアイデアも少なくありませんでした。

 審査は、審査委員長にザ・キャピトルホテル東急のシェフパティシエ、安里哲也氏、審査員にスイーツジャーナリストの平岩理緒氏、女優で松本市観光大使の秋本奈緒美氏らをお迎えしました。市内にて審査会を行い、「松本スイーツ」6作品を選出。その後市内有名ショッピングセンターにおいて、お披露目並びに、試食販売会を開催しました。

グランプリ「蕎麦と焼き林檎のまつもとプリン」 今後は選ばれた松本スイーツのレシピを市内の販売店に公開し、販売に力を入れていきます。共通のフラッグやフライヤーを用意し、スランプラリーなどの販売促進の仕掛けなども行っていく予定です。

〈松本スイーツ受賞作〉

●グランプリ
「蕎麦と焼き林檎のまつもとプリン」

準グランプリ「松本城シュークリーム」●準グランプリ
「松本城シュークリーム」

●松本菓子組合賞
「松本1本ねぎ×信州味噌コロコロクッキー」

●市民審査委員賞
「くるみそパウンドケーキ」

●審査委員特別賞
「てまりだっくわーず」

●審査委員特別賞
「松本ろっく~黒胡麻と信州そば粉のビスコッティ~」

*1松本市商工観光課を始めとする多くの団体の皆様にご協力いただき、実行委員会組織で活動しています。

 長野県松本菓子組合組合長・廣田謙一