熊本県レポート

2016.06.20

2016熊本地震

~負けんばい熊本!九州は一つ!~

くまモンとともに障がい者支援センター等訪問 先ずは全国の組合様よりたくさんの義捐金を送っていただき本当にありがとうございます。

 心より感謝申し上げます。

 被災した熊本のお菓子屋さんの復興に有効に役立てたいと思います。

 全国のニュースでも伝えています通り、立て続けに2度の震度7の地震に襲われ、死者49名行方不明者1名震災関連死20名、千棟以上の全壊を含み全半壊した建物九千棟という、熊本史上最悪の災害にみまわれ、組合員の中でも多くの会社が大きな被害をうけました。

 熊本最大手の老舗和菓子メーカーの工場は、天井崩落や地盤沈下、建物の亀裂、什器類の破損などにより、主力商品のラインがストップし完全復旧の見通しは立っておりませんが、現在稼働できるところから少しずつ生産を始めています。

 またお店は稼働していても、従業員さんの被災による人手不足、大きな観光地の被災による観光客の激減や自粛ムードの行事の中止など二次的な被害も計り知れません。

 震災の2日後には理事長が集まれるだけの理事を集めて緊急理事会を開き、まずは各組合員の被害状況を調査しましたが、まったく無傷な組合員はいないものの、場所による被害の格差が大きい印象でした。

 今後組合としてこの状況を乗り越える何らかの対策を検討していきたいと思っています。

 震災から2週間を過ぎた頃から、「自粛」をしていたくまモンに多くの活動再開を希望する声が寄せられ、5月5日の子供の日から「熊本のお菓子」を持ってくまモンが避難所へ訪問しました。

 組合としてそのお菓子を組合員から買い上げ、わずかではありますが組合員のお菓子の売上に協力できればと思いました。

 その際には遠く仙台からもお菓子が届き、一緒に避難所へ届けました。

 また5月23日には福岡県菓子工業組合員様より集めていただいた6500個のお菓子を持って丸山理事長ほか3名の理事さんにご来熊いただき、一緒に障がい者施設や避難所をまわりました。

 避難所では甘いものはいくらあっても足らないと、とても感謝されました。

 地震の翌日には九州の菓業青年会より大量の水や食料などの救援物資が届きましたし、今回の被災であらためて「九州は一つ」という事を実感いたしました。

 いまだ熊本では1万人が避難生活を強いられ、菓子業界のみならずみんな大変な思いをしています。すでに1500回を超えた余震もまだ続いています。

 ですが、街には「頑張ろう熊本」のポスターがいたるところに貼られ、ちょっとずつ活気を取り戻しています。

 「がまだしもん(頑張る人の意)」が多いといわれる熊本です。負けんばい熊本!

 熊本県菓子工業組合事務局・野田尚美