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6年ぶりの「山梨県菓子祭り」開催

県内二二社参加・お菓子教室も企画

山梨県菓子祭り 梅の花が咲きそろう季節に山梨県甲府市にある地場産業センターかいてらすにて二月二六日~二八日の三日間「春の地場産業まつり」が行われました。このお祭りは県内の宝飾品・酒蔵メーカー・織物など多くの業種が一同に参加するものです。山梨県菓子工業組合ではこのお祭りの中で「山梨県菓子祭り」を開催しました。菓子祭りを行うのはじつに六年ぶりです。準備段階からポスターを作り各店に掲示をお願いしました。三日間のお祭りでは組合員による餅つき・子供を対象としたお菓子教室・組合加盟店二〇社による実演販売・各店自慢のお菓子の販売など盛りだくさんの内容でした。

子供を対象としたお菓子教室 なかでも餅つきやお菓子教室は好評で餅つきは1日2回、つきたての餠にあんこをつけ販売しましたが、つきあがる前からお客様が列をつくりあっという間に完売でした。またお菓子教室は新しい試みでしたが、普段和菓子をなかなか作る機会がないお子様達が職人の指導でホットプレートで桜餅を作り大満足の笑顔でうれしそうにお家の方と持ち帰りました。「とても楽しくて帰ったらみんなで食べます」との感想が返ってきました。

 組合加盟のお菓子の販売コーナーでは各店自慢の季節の和菓子を販売したり県内メーカーの袋菓子の即売など多くのお客様が買い求めていました。実演も好評でテレビの取材を受け夕方のニュースにも取り上げられ、お客様のなかには「ニュースで映ったお菓子が食べたい」との声もありました。反響の多さに驚いています。

 そして2年ほど前にリニューアルした山梨県菓子組合で商標登録されている「武田兵糧丸」というお菓子も数社参加し販売しました。このお菓子は戦国期の合戦で携帯された保存食をイメージし工夫を凝らしたものです。県外のお土産に買い求める方が多くおられました。

 お祭りの期間中、天候もよく多くの来場者に恵まれ、宣伝になったことと思います。また組合員の情報交換の場にもなったでしょう。他店の商品を見て勉強になることも多々あります。久しぶりの菓子祭りで始まるまでいろいろ心配なことはありましたが、有意義な内容になったと思います。いくつかの反省点を残しつつ、また機会があればこの様な催し物を定期的に企画していき組合としての活動の活性化を図っていく所存です。

 山梨県菓子工業組合副理事長・内田長久

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