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東京都菓子工業組合・協力会「新年合同懇親会・新春講演会」

講師:田中真澄氏「100歳まで働く時代がやってきた」

新春講演会 毎春恒例の東京都菓子工業組合・協力会「新年合同懇親会・新春講演会」が平成28年2月10日(水)に、上野精養軒において開催されました。

 今年の新春講演会にお招きした講師は4年ぶりの登場となる㈲ヒューマンスキル研究所所長の田中真澄氏です。「100歳まで働く時代がやってきた」というテーマでご講演頂きました。司会は、協力会㈱飯田製作所代表取締役の飯田勉氏です。

 80歳にも拘らず、4年前と変わらぬ声と立ち姿で迫力ある講演会となりました。

 「人生80年では凡才は天才を凌駕出来ないが、100年あれば天才を超えられる」という第一声で始まりました。そこにいる天才を除く、凡才を自負している方々の身が前のめりになりました。殆ど全員だったと思われましたが…

 ただし、偉大なる凡才になるのは大変だと、当然のことながら時間が進むにつれて気付かされます。周りの人に感謝の気持ちを持ち、前向きに明るく生きることの大切さを説かれ、尚且つ時間を守り、整理整頓を心掛け、礼を正す。常に遥かな高みに目標を持ち続ける。私の中で自問自答する時間がだんだん長くなってきました。先生の言葉が遠くに聞こえます。決して難しいことを仰られている訳ではないのですが、徹底して行うことの難しさを今更ながら気付かされました。

 懇親会では飲み過ぎず、明日から実行して100歳まで働きながら生きて行こうと固く心に誓いました。

 さてお待ちかねの懇親会は階を移動して行われました。

 東菓工・協力会併せて78社105名、全国菓子工業組合連合会専務理事山本領氏、同事務局長渡辺嘉一郎氏、菓子・食品新素材技術センター理事岡部裕子氏、東京菓子協会事務局長柳原祐之氏というご来賓4名をお迎えして盛大に行われました。

 司会と言えばこの方を置いて他には居ません。お馴染み二葉製菓㈱代表取締役二葉晃司氏です。一言発しただけで、場の空気が明るくなります。

 東菓工理事長黒川耕次氏、協力会会長寺本眞一氏の順にご挨拶頂きました。

 厳しい時代を反映して、なお一層の協力を両氏ともご挨拶の中に込められました。

 続きまして、永年にわたり協力会の会長を務められた前協力会会長の外海大六氏に記念品の贈呈です。ダンディーな氏にはお似合いの、スワロフスキーで作られたラペルピンを送らせて頂きました。早速懇親会で華やかに胸元を彩っていました。

 乾杯の音頭は㈱愛工舎製作所代表取締役社長の牛窪啓詞氏です。高らかなご発声で懇親会のスタートです。

 合同での催しが増えてきたので、顔見知りが増え確実に会話している輪も広がって来ています。新規での取引も増えているのは間違いない所だと思います。

 今後も積極的な会の運営を楽しみにしています。

 精養軒のおいしい料理に舌鼓を打ち、旨酒に酔いしれた頃、早くも中締めとなってしまいました。

 ご発声は東菓工きってのこれまたダンディー名月製菓㈱代表取締役山口哲正氏です。

 今日は握りなれたゴルフクラブではなくマイクを握られたせいか、三々七拍子で締めようとされましたが、明るい笑い声の中、無事に三本で締めて頂きました。

 盛会であったことをお慶び申し上げ、今年一年が皆様にとって明るい年となりますよう祈念申し上げます。

 東京都菓子工業組合副理事長・中谷光基(中谷製菓㈱)

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