長野県レポートの投稿
松本あめ市と全国あめ博覧会の開催
正月の風物詩に12万人の人出
新春恒例の松本あめ市が1月9日、10日の2日間にわたって中心市街地で開催された。
各町通りには、福あめ、板あめ、豆板をはじめ各種あめ類や福だるまを売る露店が多数出店し「福だるまはいかがですか」という子供らの元気な声が響き、初春の町は華やかな賑わいで一杯であった。
松本あめ市は、戦国の故事、越後の武将上杉謙信の「敵に塩を送る」に由来し、塩市がいつしかあめ市となって今日に至っている。
10日には、七福神を先頭にした時代行列、塩俵に結んだ綱を引く塩取り合戦、和太鼓演奏等ステージ公演更には新春抽選会等々多彩なイベントが城下町一帯で繰り広げられ、沢山の人出で盛り上がった。
一方「全国あめ博覧会」は蔵の街で知られる「中町・蔵シック館」で同時開催された。
1都18県から38社が参加し、いろとりどりなあめ菓子約100点の展示即売がされており、こちらも大変な人気であった。
地元松本からは老舗各社の新ばしあめや福あめ等々の出展があり花を添えていた。
実行委によると2日間で約12万人が訪れたとのこと、松本あめ市は商都・松本の正月の風物詩でもあります。
長野県菓子工業組合事務局長・牛越繁