高知県レポート

2016.02.16

「現代の名工」㈲とも栄菓舗西沢勝治氏を講師に

お菓子技術講習会の開催

講習で作った上生菓子6点 高知県菓子工業組合では、去る11月1日(日)に組合主催の和菓子技術講習会を開催いたしました。本年度の講習会は全菓連のお力で「(公財)日本豆類協会」の助成金をいただくことができ、県下の組合員を対象に、更なる技術向上を目指してレベルアップに繋がるようにと、滋賀県より「現代の名工」である㈲とも栄菓舗の西沢勝治氏を講師にお迎えいたしました。㈱丸三の講習会場をお借りし、朝9時30分~夕方16時までほぼ1日をかけて和菓子技術の勉強をさせていただきました。

お菓子技術講習会 今回の講習は、和菓子(上生菓子)を6点ほど制作。「秋色山幸」は蒸し羊羹と浮島生地、「山づと」は蒸し羊羹・カルカン・餡羹を使ったお菓子、「今朝の霜」は蒸し羊羹に道明寺風生地と外郎、といった3点ほどで午前中の講習は終了し、休憩・昼食をはさんだ後に午後の部の講習へ…。午前中に制作した「今朝の霜」の仕上げをして説明があった後、午後の部に入り「豊穣」(小豆漉し餡等を使用)、「黄味羽二重」(白生餡をメインに)、「紅葉」(村雨や白小豆小倉羊羹等を使って…)、といったお菓子を一つ一つ説明しながら丁寧に実演していただきました。講習の最後には、受講者30名と西沢氏との質疑応答ですべて終了となりましたが、豆類(北海小豆餡等)を使ったそれぞれに工夫を凝らしたタイトルの上生菓子に触れ、勉強出来たことは大変有意義であったと思われます。

 今後も年に1~2回のペースで菓子講習会を開催し、組合員の技術向上に一役買うべくさまざまな企画を立てるよう努力したいと思う次第です。

 この度の助成金は、組合開催の講習会予算に大きな手助けになりました事をこの場をお借りしてお礼申し上げます。

 高知県菓子工業組合事務局長・森下広和