大阪府レポート

2016.02.16

菓子研究会で勉強会を開催

大阪府菓子工業組合

 この度、大阪府菓子工業組合の菓子研究会が主催となり、新たに菓子に関する勉強会が立ち上げられました。その第1回の勉強会が2015年10月22日に不二製油株式会社阪南事業所で開催されました。

 この勉強会は、大阪府菓子工業組合(野村泰弘理事長:株式会社播彦)の菓子研究会(中島孝夫委員長:株式会社中島大祥堂)が組合員向けに行ったものです。立ち上げに際し菓子研究会では、昨今の原材料費高騰や消費税の増税などにより菓子業界に非常に厳しい状態が続いていることを受けて、このままでは業界全体が衰退していくのではという危機感から新しく勉強会を立ち上げたといいます。菓子研究会では、この勉強会で得た知識を組合員それぞれが菓子の製造現場で生かすことにより、将来的には大阪の菓子全体の発展を目指し、また大阪の菓子を全国に発信して行きたいという考えの元、今回の勉強会が実施されることとなりました。

 この度実施された第1回勉強会では、高カカオチョコレートや乳酸菌入りのチョコレートなど健康志向の商品が流行っていることを受けて、このような体に良い商品の商品開発を大阪府菓子工業組合全体で取り組んでいくことが重要だと考えられた為、不二製油阪南事業所を見学し、チョコレートについての特徴や製法を改めて学ぶ機会を設けられました。

 この日参加した一行は、不二製油阪南事業所に到着した後、まずはフジサニープラザで事業所説明を受けました。その後見学者はマーガリン工場とチョコレート工場の2つに分かれてそれぞれ見学が行われました。マーガリン工場では、その製造工程について説明を受けた後製造ラインを見学。チョコレート工場ではカカオ豆の産地で行われている収穫から袋詰めまでの一連の処理工程や、そこからチョコレートの製品になるまでの流れなどを学び、工場内でのラインの見学も行われました。その後チョコレート開発室のスタッフよりチョコレート製品の分類や規格、健康チョコレート、チョコレートの取り扱いについてなどの詳しい説明会が行われ、また大阪府菓子工業組合向けの試作品も用意されました。

 研究会では次回、砂糖についての勉強会を予定しており、今後継続して実施していくことで新たな商品開発などに役立てたいと考えられています。

 大阪府菓子工業組合副理事長・佐々木三郎