鹿児島県レポート

2016.01.18

「鹿児島名産かるかん」実演

国民文化祭・かごしま2015にて

かるかんの実演と無償配布 昨年10月30日から11月15日まで、鹿児島県において文化の祭典「第30回国民文化祭・かごしま2015」が開催されました。

 鹿児島県内の離島も含む各市町村で、多彩な文化芸術活動が展開され、大いに盛り上がりました。

 もちろん、お菓子もその地域の文化や歴史の中で育まれてきたものですから、組合としても協力は惜しみませんでした。

 具体的な内容としては、鹿児島アリーナで開催された「暮らしと共生・生活文化のフェスティバル」美味かもんゾーンにおいて、「鹿児島名産かるかん」の実演と無償配布をして「おもてなし」することでした。

 当組合が誇るベテラン菓子職人の比良田輝明氏(菓子のひらた)と向井一美氏(御菓子司きり屋)の二人が、11時の開演からほぼ1時間ごとに、1日に5回、1回150個のかるかんを手際よく作っては蒸しあげて配布するという、ハードな仕事を2日間こなしてくださいました。

 鹿児島の歴史ある銘菓かるかんを県内外の多くの方々に召し上がっていただきたいという、二人の情熱、熱気は、セイロから上がる白い蒸気よりも熱く、見る者の心を打つのでしょう。テントの前にはかるかんを作る珍しい工程を食い入るように見つめる人々で溢れるのでした。

 「生で見られるなんて感激」「こんな機会に恵まれるなんてラッキーです」と、蒸しあがったばかりのかるかんを受け取られる方々は皆さんとても嬉しそうな笑顔でした。

 美味しさだけでなく、いい思い出になってほしいなと心から願いながら、「熱いから火傷しないように気をつけてくださいね」とひとり一人にお声をかけて手渡しました。

 鹿児島県の発表によると、会場には二日間で42,000人の来場者があったそうです。

 土日の貴重な時間にもかかわらず、二日間かるかんを作り続けてくださった両氏と、配布のお手伝いをしてくださった、次代を担うボランティア精神豊かな菓業青年会連合会の方々の温かい「おもてなしの心」が来場者の皆様に伝わったことを信じて。

 鹿児島県菓子工業組合事務局長・惠島理子