山口県レポート

2015.09.17

安全安心な県産のもち米

供給契約を締結

生産者代表と生育状況を見学 夏の日差しがジリジリと照りつける中、山陽小野田市南高泊農業会館にて山口県菓子工業組合は山口宇部農業協同組合(JA山口宇部)ともち米の供給契約を締結しました。この契約栽培は、安定した価格で組合員に安全な山口県産の原料を確保しようと平成14年から始まり13年目を迎えます。契約栽培としては全国で先駆的な事業です。

 今年度は1953俵を30キロ当たりミヤタマモチ6900円(価格)26・2ha(栽培面積)、ヒヨクモチ7350円、3・3haで契約しました(別途組合手数料・消費税・運賃)。前年比微減となりましたが、この日行われた調印式には山陽小野田市を仲介役に、農協関係者、生産代表者、山口県菓子組合執行部ともち米委員会が出席しました。

 福江農協組合長は「きめ細かい栽培管理で質の良いもち米を提供していきたい。秋には素晴らしい実りをもたらすと思う」と挨拶されました。県菓子組合小熊坂孝司理事長は「毎年良質なもち米を安定供給してもらっていることに感謝している。今後も継続して品質の高いものを提供していただきたい」と述べ、生産者の紹介と事務局である農協の担当者の経過報告、市のお礼の言葉で調印式を締めくくりました。その後、現地にて生産者代表と生育状況を見学しながら情報交換をして滞りなく終了しました。台風などの自然災害を受けにくい地域ですが、台風情報には神経を尖らせます。またウンカなど病害虫の発生もあり、安全な防除に取り組んでいます。さらに山口県産日本酒の追い風を受けて酒米づくりの要請もありますが、菓子組合の契約数量については今後も必ず確保すると力強い約束もありました。

 JA山口宇部と組合と生産者は菓子組合イベント時におけるもちつき等の販売促進事業、誕生祝餅の紹介など餅の消費啓発事業を共同で行うなど三位一体の信頼関係が築かれました。今後はもちまき文化の醸成にも取り組んでいきます。これから秋の収穫後には全俵抜き取り検査を組合立会のもと行っています。組合員の皆様には、安全安心な山口県産のもち米の積極的な活用をお願いいたします。

 山口県菓子工業組合専務理事・恒松恵子