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東京都菓子工業組合協力会第37回通常総会

二木英一氏(㈱二木・専務取締役)講演会盛況!

二木英一氏の講演会 平成27年7月15日(水)に、第37回通常総会が上野[精養軒]において開催されました。

 当日は梅雨明けを思わせるほどの暑さの中、50名の方が総会に出席下さいました。

 外海大六(日新化工㈱社長)会長の挨拶の後、司会者より本日の出席者は委任状を含め定数を満たしており、本会は有効に成立した旨報告されました。議長には外海会長が選ばれ、直ちに議案の審議に入りました。

 第1号議案 平成26年度事業報告書並びに決算報告書承認の件

 第2号議案 平成27年度事業計画(案)並びに収支予算(案)決定の件

 第3号議案 平成27年会費及び徴収方法決定の件

 第4号議案 役員改選の件

 全ての議案が慎重な審議の上、全員異議なく原案通り可決決定しました。

 役員改選では、7期14年の長きに亘り協力会を支えて頂いた外海会長が退任され、会長に寺本眞一氏(寺本製菓材料㈱取締役社長)、副会長に後藤真由氏(内外香料㈱代表取締役社長)、会計監査に二葉晃司氏(二葉製菓㈱代表取締役)が新任されました。滞りなく総会が終了し、続いては恒例の講演会が行われました。

 講師にお招きしたのは、二木英一氏(㈱二木専務取締役)です。「お菓子の取扱アイテム数10,000なぜ今の売場が出来上がったのか!?」というテーマでご講演頂きました。36才という若さを感じさせない落ち着きと話しぶりにぐいぐいと引き込まれていきました。

 要約すると、お菓子の二木さんは大手小売業とは違う独自のマーケティング理論で売り場を構築し、消費者の皆さんの目線で商品の情報を提供したことが差別化に繋がったと熱弁を振るわれました。

 話をお聞きするまでは、小売業と我々メーカー、原料メーカーとの立場の違いから考え方に違いがあるのではないかと思っていましたが、常にお客様に目を向けて、売場作り、商品作りをすることが重要なことなのだと改めて感じました。

 東菓工組合員と協力会会員、来賓の方を併せて100名以上の方が 集まりました。

 さて、その後は階を移動しての懇親会です。司会は、二葉晃司氏です。いつもながらの流暢な司会ぶりに、一気にムードは盛り上がります。

 まず、黒川耕次名誉会長(三黒製菓㈱会長)、外海前会長、寺本新会長の順にご挨拶を戴きました。続いて、東京都米菓工業協同組合、全国菓子工業組合連合会からのご来賓の紹介があり、木下勝氏(㈱きのした代表取締役)の乾杯の音頭にて開宴し、懇親に入りました。

 東菓工と協力会も懇親の場を多く重ねるようになり、小さな輪がそこかしこに多く出来るようになったのは喜ばしいことです。おいしい料理に舌鼓を打ち、旨酒に酔い、皆さんの顔も上野の空同様に茜色に染まった頃、志村光正氏(㈱志村菓生堂代表取締役)の中締めにて盛会のうちにお開きとなりました。

 東京都菓子工業組合副理事長・中谷光基(中谷製菓㈱代表取締役)

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