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元祖「皆既月食まんじゅう」

天文ファンと和菓子屋の共同開発

皆既月食まんじゅう。どんな断面が現れるか 平成26年10月8日と本年4月にも皆既月食が、ありました和歌山県紀美野町にある星の動物園「みさと天文台」天文フアン約300人でつくる「みさと天文台友の会」会長松本隆信さん。天文現象への情熱が高じて、月食を和菓子で出来ないだろうかと和菓子の老舗「粉吉(こうきち)5代目日方新次郎さんにアイデアを持ち込み、共同で開発することになった。

 白あんと赤あんの練りきりで半球を作り、互いに組み合わせて「月」を表現。宇宙をイメージしてこしあんでくるむ。ナイフを入れると位置次第で、断面が月の形が様々に変化し、皿の上で天体ショーが楽しめる。試作を繰り返し月の位置がずれたりきれいな「月食」ができるまでには試行錯誤の連続であった。

 サイズも本物の大きさの約2億分の1の直計17ミリの大きさに作られている。

 どんな風に月の断面が出てくるかは分からない。運次第です。実際の月と見比べながら、楽しんでほしいと日方新次郎さんは話す。

 話題の商品、1個160円で販売。

 和歌山県菓子工業組合事務局長・高橋義明

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